クルマ好き女子が集まる『東京ガールズカーコレクション(以下:TGCC)』に、Motorz編集部のヤマトが潜入!なんとヤマトの愛車と同じ、ホンダ ビートに乗る女子を発見したのです。しかも、女性らしい可愛さが感じるられるカスタムなのに、よくよく見るとヤンキー仕様!?そんなところが新鮮な、ビートを紹介していきましょう。

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TGCCで発見!ビート好きの女性がこだわるカスタムとは

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2019年12月14日に秋葉原UDXの地下駐車場で開催されたTGCC(TOKYO GIRLS CAR COLLECTION)は、クルマ好き女子が全国から集まるオフ会です。

そんな参加者のなかに、ホンダ ビートに乗るお姉さんを発見しました!

彼女の名前は、みきにゃん。

ピンク色のワンピースドレスに身を包んだ清楚な雰囲気と、ビートに乗っているというギャップが印象的でした。

しかも、彼女のビートオーナー歴は5年で、2台のビートを所有するツワモノです。

家にはホンダ CR-Xがあったり、母親もビートに乗っていたこともあって、彼女自身もホンダ好きで、特にビートに対する愛情はかなりのものでした。

カラーはS2000の純正イエロー!ストロボライトで安全性も抜かりなし

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女子が硬派なスポーツカーであるビートに乗っていること自体驚きですが、さらに注目したいのはビートがかなりカスタムされていることです。

まず、バンパーにはUS RACING SPORTS製フロントバンパースポイラーType3、ホイールにはSSR製14インチホイールが装着されています。

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外装カラーもビートの標準色ではなく、ホンダ S2000純正のイエローカラー『インディイエロー』に全塗装され、ホンダのエンブレムはラインストーンで埋め尽くされてキラキラ!

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彼女が大好きなキティちゃんのエンブレムを貼り付け、更に自作の”みきにゃん”ネーム入りオリジナルステッカーが貼りつけてあるなど、女性らしく細部までこだわりの光るドレスアップとなっています。

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車体が小さく他車から認識されにくいため、減速時に自車をアピールするために、右側のテールランプの下にブレーキを掛けたときに点滅するストロボライトを追加。

ドレスアップだけでなく、安全性にも気を使った工夫がなされています。

内装は可愛いキティちゃん仕様!だけどちょっとヤンチャなチバラギ仕様

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内装を見るためにサイドドアを開くとカーテシランプが点灯し、サイドシルプレートには”BEAT since1991″のロゴが光る演出も、乗る人を楽しませてくれます。

オープンカーなので車内は丸見えですが、実際にドアを開けてみると内装も細かいところまで手が入っていて、そのこだわりは驚きのレベルです。

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キティちゃんパーツがいたるところに装着され、狭いセンターコンソールを加工してカーナビが埋め込まれています。

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エンジンを始動させると助手席のモニターやナビが起動するのと同時に、クリスタルシフトノブも光って、乗ってるだけでワクワクがこみ上げてきます。

ステアリングはitalvolanti製(イタルボランテ)、運転席は革を張り替えたCOBRAスポーツシートが装着されているなど、かわいいさだけでなくスポーティーさにも抜かりありません。

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気になるのは、運転席の裏にさまざまなステッカーが貼られているのですが、その系統がヤンチャな自動車・オートバイ雑誌の金字塔『チャンプロード』を彷彿させるものばかり。

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リアバンパーに「コール茨城~腕がかってに動いちゃう~」と書かれたステッカーも貼られていたので、チバラキ仕様のカスタムカーといえるのかもしれません。

とはいっても、チバラキ仕様といえば『ヤン車』のイメージですが、音が少し大きめのマフラーとステッカーを除けば、ヤン車感はそこまで感じられませんでした。

女性らしい可愛らしさとスポーティーなカスタムに加え、ヤンチャなところが垣間見えるあたりが、このビートに引き寄せられる要因なのでしょう。

まとめ

彼女はビートの魅力を「小さいサイズ感、運転中に後ろから直に聞こえてくるマフラー音に心がくすぐられる」と話してくれました。

女性としてはオープンカーだと髪型が崩れてしまうなど、さまざまな要因で乗ることを躊躇してしまう方も多いと思いますが、彼女にとってはそれも魅力のひとつだそうです。

ホンダ ビートは生産終了から23年が経ち、もう旧車の域となっています。

後継モデルS660も登場していますが、それでもビートひと筋で乗り続ける彼女の並々ならぬクルマへの愛を感じることができました。

今後もビートに乗り続け、できれば手放したくないと考えている彼女をはじめとする多くのビート乗りにとって、純正部品の調達は死活問題です。

ホンダはビート純正部品の一部の再生産・販売を2017年6月から行っていますが、こんな熱血ビートファンのためにも、さらに多くの純正部品を再販してほしいと願わずにはいられません。

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