今回ご紹介するのは、Motorz編集部員 EJのZC32S スイフトスポーツです! 果たしてどんな車に仕上がっているのでしょうか?

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スイスポの神と呼ばれる、EJのZC32S スイフトスポーツ

今回ご紹介するZC32S スイフトスポーツは、Motorz編集部員 EJの元愛車です。

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筑波で異常な速さを見せていたこのZC32S スイフトスポーツ(愛称・ワカメちゃん)は、多くの箇所がチューニングされています。

まず、フロントグリルがリアルカーボンに変更されており、牽引ロープを装備。

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ボンネットには、EJが常連となっていた、レーシングシミュレーターショップ「D.D.R.」のイメージカラーに合わせて、黒いボディに赤いライン、アディダスロゴとidlersのゼッケンも貼られています。

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このゼッケンはFF Compact Challenge Basic 2016 Seriesでチャンピオンを獲った時のものであり、EJが学生時代に入っていた自動車部の永久ゼッケンだそうです。

足元は、リーガマスターというロシアブランドのホイールに、ADVAN A052のタイヤを履いており、ラリーカー風味に仕上がっています。

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側面にもゼッケンが付いていますが、ボンネット上のゼッケンとは違い、ショップ名はidlersではなく「Battle Bee Racing」。

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EJはこのショップでZC32Sのラッピングやメンテナンスを依頼しており、現在の愛車であるZC33S スイフトスポーツの足回りやコンピュータのメンテナンスも、任せています。

リアに回ってみると、リアバンパーが真横にぶった切られた跡が!!

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このリアバンパーは、スイフトスポーツのバンパーではなく、スイフト ZC72Sの純正パンパーであり、それを真横に切断して装着したそうです。

真横に切断したことで剛性を失い、少し触れただけでぐにゃぐにゃと動く状態になっています。

マフラーはBreak-GP S1に交換されており、地鳴りのような爆音がクールです。

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センターから後ろの部分を交換しただけにも関わらず、地鳴りのような爆音を響かせる点から、このBreak-GP S1マフラーの実力が垣間見えます。

リアトップに装着されたウイングは、VOLTEX製。

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ウイング装着時に室内側へ移設したハイマウントストップランプは、ZC11やZC31についているものに交換済みです。

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内装を見てみると、ドライバーシートの足下にはメタルプレートが敷かれており、アクセルペダルを5mm手前に移動。

クラッチペダルがMONSTER SPORT製に交換されており、ストロークがわずかに短くなっています。

また、ナビシート側のダッシュボードには、「築千職人」と書かれたステッカーが!!

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この築千職人のステッカーは、筑波サーキット コース1000で3ヶ月ごとにクラス分けをして行われたタイムアタックにおいて、そのシーズンの最速記録を出した証です。

そのタイムは41.6秒で、筑波2000でのタイムは1分7秒0を記録しています。

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エンジンルームを覗くと、最初に目に入るのは巨大な箱状のインテーク。

TM-SQUAREの足を使用しており、バネレートはフロントが12キロ、リアが14キロほどです。

リアのバネレートが特に硬くなっていることから、リアを軸にしたセッティングとなっているとわかりますが、このFFのセオリーから外れたセッティングのほうが乗りやすいとのことでした。

乗車時は、硬いセッティングでありながらも、タイヤの厚みが路面からの衝撃をきちんと吸収してくれます。

冷却系統には「ヒートエクスチェンジャー」が採用されていますが、これをZC11と同様の状態に持っていくことで、熱をより下げる方向に設定。

コンピュータも「タイヤラウンジ」のデータを使用して、書き換えられています。

デファレンシャルギヤもTM-SQUAREのデュアルコアLSDに変更され、これにあわせてファイナルギアもスズキワークス 久留米4.3を使用。

このスズキワークス 久留米4.3はファイナルギアをローギア化させるものなので、加速性能が向上する代わりに最高速がわずかに落ちる仕様となっています。

筑波1000で41秒、筑波2000で47秒台を記録する速さでありながら、エンジンには一切手を加えておらず、ノーマル状態の1.6Lの直列4気筒DOHCエンジンの馬力は136psを発揮。

街乗りのことを考えて現在はキャンバーの角度を3度ぐらいにしていますが、所有時は6度にしていたとのことで、タイヤは片側の摩耗がすごかったそうです。

まとめ

今回はMotorz編集部員のEJの元愛車である、ZC32Sのスイフトスポーツをご紹介しました。

ほかにもMotorzの公式Youtubeチャンネルでは、編集部員や数多くのユーザーさんの愛車を紹介しています。

クルマ好きなら絶対楽しめる内容となっているので、是非チェックしてみてくださいね。

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