
「ジムニーならアルパイン」のスローガンのもと、数多くのジムニー専用アイテムを手掛けてきたアルパイン。そんなアルパインから、話題の“ジムニー5ドア”ジムニーノマド専用のカーエレクトロニクス商品を開発しているという情報をゲットしました。
これまでアルパインからは、数多くのジムニー専用アイテムが送り出され、ユーザーからも高い評価を得てきただけに、ジムニーノマドをオーダーした方はもちろん、いずれ購入を考えている方も見逃せません。そこで今回は、海外仕様の5ドアモデルを活用して進められている開発プロセスや、具体的なラインナップ、製品の特長について、アルパインマーケティング株式会社・商品企画担当の鈴木さんにお伺いしていきます。
Photo : Takanori ARIMA Text : Shingo MASUDA
※車両外観の画像は、すべて海外仕様のジムニー5ドアです
目次
アルパインが挑戦!海外仕様ジムニー5ドアを舞台にした開発プロセス

ジムニーノマドは、まだ国内での納車が始まっていません。そこで、アルパインは海外仕様のジムニー5ドアを活用し、商品の適合確認やデータ取得を進めました。アルパインマーケティングの鈴木さんは、「ジムニー/ジムニーシエラ向けに開発したアイテムをベースに、ジムニーノマド専用のデータやデザインを新たに作り上げています」と語ります。
「流用品じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、アルパインのこだわりはそんなものではありません。ホイールベースが長くなり車内空間も広くなったことから、ジムニーノマドの特性に合わせた専用製品の開発をスタート。「ジムニーならアルパイン」というスローガンにふさわしい、専用モデルらしさとクオリティを追求しています。
ジムニーノマドライフを快適にする専用アイテムラインナップ

さて、「具体的にどんなアイテムが展開されるのか?」と、期待の声が聞こえてきそうなので、ジムニーノマド向けにリリースが検討されている注目アイテムをご紹介します。
ジムニーらしさを具現化した「10型カーナビBIG X」

ジムニー専用設計の10型カーナビ「10型カーナビBIG X」は、ジムニーオーナーにとってまさに必須の一台です。最大の魅力は、その無骨さを際立たせるラギッドデザインのオリジナルパネルです。特に目を引くのが、四隅に配されたヘキサゴンボルト。単なるデザインの一部ではなく、実際にボルトとしての役割を果たしながら、ワイルドでかっこいい印象を与えています。
さらに、「10型カーナビBIG X」にはジムニーらしさを存分に感じられるのがオープニング画面。中でも象徴的なのが、初代ジムニーを彷彿とさせる昭和系のカタカナフォントです。この画面を見るだけで、オールドジムニーファンも思わず胸が熱くなるはず。ジムニーを所有する歓びを高めるためのこだわりが詰まっています。音声で操作が可能な「ボイスタッチ」も搭載されており、機能性も申し分ありません。
パーフェクトフィットビッグDAにも期待

「ナビ機能よりもスマホ派!」という方におすすめなのが、「パーフェクトフィットビッグDA」。こちらも展開が期待されるところです。「パーフェクトフィット ビッグDA」の最大の特徴は、スマホアプリをそのまま大画面で操作できること。スマホの地図アプリや音楽アプリをフルサイズで表示できるため、視認性が格段に向上し、安全性も高まります。
ラギッドデザインのパネルはジムニーらしい車内の雰囲気を損なうことなく、インパネにぴったりとフィットするのもポイントです。従来のフローティング構造とは異なり、完全に埋め込まれる形で装着されるため後付け感がありません。
高画質で表示・録画する「ドライブレコーダー搭載10型デジタルミラー」

アルパインのドライブレコーダー搭載デジタルミラーは、純正ミラーから交換して装着するタイプで、純正のように自然な取付けと洗練されたデザイン、実用的な機能を兼ね備えています。
最新のジムニー/ジムニー シエラ専用モデルでは、取り付けアーム部分に改良が施され、ミラーの取り付け位置が従来より上に移動。これにより、ドライバーの前方視界がさらに広がり、安全性が向上しています。
ジムニーのようなコンパクトなボディーで、Aピラーが立ったデザインではフロントガラスの面積が小さくなりがちですが、このデジタルミラーはその制約を見事に克服。悪条件下でもしっかりと取り付けられる設計で、ジムニーオーナーにとって頼れる存在となっています。
さらに、ドライブレコーダーとしての機能も充実しており、高精細な画質で前方・後方を録画するだけでなく駐車録画機能も標準装備しています。高画質に後方を映し出すミラーは、昼夜を問わず優れた視認性を発揮します。
ジムニーの新たなサウンド体験「MetioSound(メティオサウンド)」

モーターズでご紹介してから、ジムニーオーナーの間で話題沸騰中なのがMetioSound(メティオサウンド)です。天井に設置されたルーフスピーカーと、ドア部分に収まる専用のドアウーファーが織りなす、まるでライブ会場にいるかのような音響体験。
特に注目したいのが、その圧倒的な臨場感。音が頭上から降り注ぎ、低音がしっかり体に響く感覚は、まさに「音に包まれる」と表現するのがぴったりです。走行中のロードノイズが気になるジムニー特有の環境下だからこそ、その実力を十二分に発揮。従来のスピーカーではかき消されがちな繊細なメロディーや映画のBGMの細かな音まで、クリアに再現します。
もちろん基本的な音響チューニングも、ジムニー ノマド専用データを準備する予定。広くなった室内に対応した最適サウンドが楽しめることでしょう。
見逃し厳禁!ジムニーノマド専用製品が納車時期に合わせて続々登場

スズキからの公式発表によると、ジムニーノマドは2025年4月初旬から納車が開始される予定です。それに合わせて、アルパインでは専用製品リリースの準備を進めています。
先にご紹介したカーエレクトロニクス製品に加え、ETCビルトインキットやHDMI/USBポート、バックカメラなど、細かなサポートアイテムもラインナップ予定。「納車までには間に合うよう開発を進めていますが、一部のアイテムは納車タイミングに遅れる可能性もあります。ただ、順次展開されていく見込みです」と話す鈴木さん。
アルパインの公式ホームページやSNSでは、最新情報が随時発信される予定とのことなので、気になる方はこまめにチェックしましょう。
「ジムニーならアルパイン」ジムニーオーナーの理想を叶えるアイテムに注目

数あるコンパクトSUVの中で、ジムニーノマドを選ぶほどこだわり派なら、カーナビはもちろん、スピーカーやデジタルミラーなどもこだわりのアイテムを選びたいもの。これまでユーザーの声を聞きながら、多くの車種専用カーエレアイテムをリリースしてきたアルパインなら、こだわり派のジムニーノマドオーナーもきっと満足できるはずです。
ジムニーを愛する全ての人たちに寄り添い、より快適で楽しいカーライフを提供するアルパインの車種専用カーエレアイテムの魅力は、既存のジムニー専用アイテムで実証済み。ジムニーノマドを選ぶなら、ぜひアルパインの専用製品であなたのカーライフを次のステージへ引き上げてみてはいかがでしょうか?
アルパインジムニー特設ページはこちらhttps://www.alpine.co.jp/special/aisha/ji-6474