みなさんはTPMSってご存知ですか?『Tire Pressure Monitoring System』の頭文字を取ってTPMSと呼ばれるこのパーツは、タイヤの空気圧をモニタリングするためのアイテムで、実はアメリカでは装着が完全義務化されています。安全に直結するパーツであることから、日本でも制度化が進められていますが、義務化は他国に比べて遅れを取っているのが我が国での現状です。少し危機感を持って、安全に対する意識を高めることはもちろん、タイヤの空気圧をモニタリングすることで実は燃費などにも影響出来る便利アイテムなのです!

 

 

距離をたくさん乗る方にこそ付けて欲しい

プロテクタ 空気圧 管理 エアモニ TPMS

2000年に起きたタイヤ空気圧の低下により発生した事故により、アメリカではタイヤ空気圧を監視し低下を警告するシステムの装着が義務付けされました。

アメリカでは新車販売に対し数年前から段階的に義務化され、2007年9月より完全義務化となっているのがTPMSなのです。

また、2012年では欧州で義務化が決定され、2013年には韓国でも義務化されおり、日本車でも海外へ輸出されるモデルではTPMSが標準装備されているにも関わらず、日本国内ではその対応が遅れていることが問題視もされているのです。

日常からタイヤの空気圧に気を使っている方であれば、その危険性は重々理解しているとは思いますが、そんな方にこそ、日頃の点検整備がもっと楽になるのでオススメしたいアイテムでもあります。

タイヤの空気圧は自然に抜ける事はご存知の方が多いと思いますが、走行中に空気圧が大きく変化する事を知らない方も少なくないでしょう。

単純に「安全のため」だけでなく、あると便利でもある、これからのクルマ社会に適したパーツなのです。

 

エアモニシリーズの特徴は?


現在、国内で数社から発売されているTPMSのうち、今回紹介するのは『株式会社プロテクタ』が販売する『エアモニ』シリーズです。

バイク用も含め、現在4シリーズがラインナップされている同商品を先ずは簡単にご紹介します。


シガーソケットに刺すだけで簡単にモニタリングが出来るモデルや、9kg/㎠の高い空気圧まで計測できるモデル、防水タイプのバイク用など魅力的な特徴があります。

また、全てのモデルは異常時にブザーと表示で警告してくれます!


また取り付けも3分程度、バルブに取り付けるだけなので自分で出来る手軽さも魅力の一つです。

タイヤの空気圧だけでなく、温度もモニタリング出来ちゃうんです!

プロテクタ 空気圧 管理 エアモニ TPMS
『直接式TPMS』と呼ばれるバルブに直接取り付けるタイプのため、「センサーが飛んでいったりしないの?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、センサーは10g前後と軽量で走行中に外れてしまうことはありませんのでご安心下さい!

 

エアモニシリーズをご紹介!

それでは、ここからは4種類のエアモニについて、少し詳しく紹介していきます!

エアモニ3.1

プロテクタ 空気圧 管理 エアモニ TPMS
エアモニシリーズのフラッグシップモデルである『エアモニ3.1』。

空気圧とタイヤ温度を1画面でモニタリング出来るので、画面の切り替え不要な点が売りです!

プロテクタ 空気圧 管理 エアモニ TPMS

また、計測可能な空気圧域が0~900KPAであることで、コンパクトカーからキャンピングカーまで対応しているのもトピックのひとつ。


本体はUSBケーブルまたは乾電池での給電が可能で、センサー側のバッテリー残量も表示され、エアモニシリーズのフラッグシップモデルと言えるでしょう。

価格:29,800円(税別)

エアモニX

本体がスタイリッシュなデザインの『エアモニX』はカラー液晶を備えた充電式となっており、『エアモニ3.1』同様、空気圧と温度を両方表示できる他、センサーにはスリープ機能があり、電池寿命が最長約2年となっています。


マグネットベースで簡単に取り外し可能となっており、本体の充電も手軽に行えます。


こんな感じで視界の妨げにならず、コクピットに装着できるデザインとなっているのも嬉しいポイントです。

価格:23,000円(税別)

エアモニP


レシーバーはシガーソケットに挿すだけ、センサーをバルブに付けるだけ、と最も簡単に使用可能なのが『エアモニP』です。


さすがに1画面でタイヤ温度と空気圧を表示することは出来ませんが、何よりも売りなのはそのコンパクトさ。


さらに、モニターも上下120度の範囲で角度を調節することが出来ます。

18,510円(税別)というお求めやすい値段もオススメポイントです!

エアモニ バイク


最後にご紹介するのが『エアモニ バイク』です。

その名の通りバイク用のエアモニなのですが、ヘルメットをかぶったライダーにも異常を確実に知らせることができるように、異常時にはブザー音の他に、モニターに内蔵された赤いLEDが激しく点滅して注意を促してくれます!


アタッチメントは両面テープ台座とハンドルクランプタイプの2種類が用意されており、防水機能もIP67相当で突然の雨にも安心して使えます。

プロテクタ 空気圧 管理 エアモニ TPMS
こちらも充電式となっており、充電は付属の専用USBケーブルで2時間ほどで満充電。

一度、満充電にすれば泊りがけのツーリングでも安心して利用できます。


センサーはバイク用も同じくバルブキャップを外して装着するだけとなっています。

価格:18,000円(税別)

 

販売元/問い合わせ先

株式会社プロテクタ

住所:〒444-2134 愛知県岡崎市大樹寺2-19-2
TEL:0564-65-8410
FAX:0564-65-8430
営業時間:9:30~18:00
定休日:月曜定休

HP:https://www.airmoni.jp/

 

 

まとめ

プロテクタ 空気圧 管理 エアモニ TPMS
日本国内でもこれからTPMSを装着をしていきたい理由と、プロテクタが販売するTPMSの『エアモニ』シリーズをご紹介しました。

現在、日本国内ではJAFなどのロードサービスの出動理由の2位がタイヤのトラブルとなっているのです。

タイヤのトラブルはそれほど多いので、気をつける必要があります。

TPMSは無線で空気圧などをモニタリングする装置なのですが、エアモニは国内の電波法もクリアしており、安心して使えます。

ちなみに、電波法に準拠していない製品を使用していた場合、使用者は処罰(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)の対象になるため、要注意です!

今後、装着の義務化となる可能性も十分に考えられるTPMSなので、今のうちから安全対策として導入しておくことをオススメします。

 

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