1997年:トヨタ カストロールトムススープラ

Photo by Yamato.

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avex童夢無限NSXと同年の1997年に参戦していたカストロールトムススープラ!

カストロールカラーのマシンと言われると、このスープラかセリカのどちらかを思い出す人も多いのではないでしょうか?

この36号車はミハエル・クルム選手とペドロ・デ・ラ・ロサ選手のコンビで1年間を戦い抜いています。

シーズン成績は、全6戦中優勝が2回、2位が1回、3位が1回と、圧倒的な強さを見せるも、そこに食らいついてきたのが影山正美選手が駆る39号車のデンソーサードスープラ。

最終戦のSUGOで36号車はノーポイント、39号車は4ポイント獲得し、2台は67ポイントで同ポイントに。

この場合、優勝の数でシリーズチャンピオンを決定しますが、この2台はともに優勝数が2回。

しかし、39号車は表彰台獲得数が、優勝以外では2位の1回のみだったため、36号車のクルム/デ・ラ・ロサ組がシリーズチャンピオンに輝いています。

 

1998年:日産 ペンズオイル ニスモ スカイランGT-R

Photo by Yamato.

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1998年、エリック・コマス選手と影山正美選手がドライブしたペンズオイル・ニスモGT-R。

第2戦ではコマス選手の代わりにラルフ・ファーマン選手もドライブしています。

初登場したこのGT-Rは、開幕戦鈴鹿でいきなり表彰台を獲得。悪天候とSCカー中の大クラッシュにより中止になった第2戦富士を挟んで、第3戦の仙台ハイランドでも優勝。

事実上の連勝を見せつけ、その後も着実に入賞圏内を走行し、ポイントを獲得。シーズンが終わった時点では、2位のモービル1NSXと17ポイントの差をつけ、シリーズチャンピオンに輝いています。

とにかく目立つイエローのカラーリング、そして賛否両論別れたR33型スカイラインということ、そしてシリーズ通した圧倒的な強さ。

当時観戦していた人の心にも、強く残っている一台ではないでしょうか

 

2000年:ホンダ カストロール無限NSX

Photo by Yamato.

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2000年のシリーズチャンピオンマシン、カストロール無限NSX!

ゼッケンは18。ドライバーは現ドラゴモデューロホンダレーシング監督の道上龍さんと、中子修さん(開幕戦~第4戦)、光貞秀俊さん(第5戦~第7戦)。

このマシン、GTの歴史の中でもかなり珍しい経歴をもったマシン。

それは、未勝利でのシリーズチャンピオン獲得。

シーズン成績は、開幕戦、第3戦、第5戦、第7戦に2位を獲得。それ以外のラウンドも全て入賞し、74ポイントで戴冠。

翌年2001年のauセルモスープラ(38号車)や、2003年のザナヴィ ニスモ GT-R(23号車)も同じように未勝利でシリーズ制覇していますが、初めて未勝利で制覇したマシンは、このカストロール無限NSX(1999年)です。

 

2004年:日産 ザナヴィニスモフェアレディZ

Photo by Yamato.

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2003年のザナヴィニスモGT-R(23号車)から続いて、シーズンを制覇したザナヴィニスモフェアレディZ。

ドライバーは2016年もSロードクラフトスポーツGT-Rにも乗っている本山哲選手と、HitotsuyamaアウディR8 LMSに乗っているリチャード・ライアン選手。

シーズンでは開幕戦のTIサーキット英田と、第6戦のオートポリスで優勝。3位表彰台も2回獲得し、見事にシリーズチャンピオンを獲得しています。

この年は、日産は新車としてフェアレディZ(Z33型)を投入。

デビューイヤーにシリーズチャンピオンを獲得するという、大事なミッションを見事にクリアしています。

 

番外編:1996年:ホンダ レイブリックNSX

Photo by Yamato.

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JGTC名門のチームクニミツから、1996年のレイブリックNSX!

実は、この年がレイブリックNSXとしては初登場。そして、実はGTではなくルマンマシンなのです。

96年のJGTCに参戦していたチームクニミツのマシンはADVAN BP NSXというアドバンカラーのNSX。

土屋圭市選手と高橋国光選手のルマンコンビでした。

そしてこのレイブリックNSXは、ルマン24時間耐久レースと当時はシリーズに組み込まれていなかった鈴鹿1000kmレースに参戦したマシン。

搭乗したドライバーは高橋国光さん、土屋圭市さん、飯田章さん、道上龍さん。

そうそうたる顔ぶれがドライブした、間違いなく名車のひとつです。

 

名車たちに出会えるチャンスがある!

Photo by Yamato.

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さて、今回7台のマシンを紹介してきましたが、実はこのマシンに出会えるチャンスがあるんです!

なんとこのマシンはツインリンクもてぎのホンダコレクションホールの特別展示マシンなのです!

今回の展示テーマは【最速のNSXを目指して~全日本GT選手権制覇への軌跡~】。

展示期間は12月12日(金)まで!

※ペンズオイルニスモGT-Rは11月30日までの展示となります。

絶対に見逃せないこのマシンたちを見にもてぎに足を運んでみませんか?

そして、12月4日(日)にはおなじくもてぎでHonda Racing THANKS DAYが開催予定!

イベントと併せて、ホンダコレクションホールに足を運んでみてはいかがでしょうか??

 

Honda Racing THANKS DAY公式HP:http://www.honda.co.jp/enjoyhonda/hrtd/2016/

ツインリンクもてぎ公式HP:http://www.twinring.jp/collection-hall/event/1609_japan_gt/

 

レアなシーンに出会えるかも!?

Photo by Yamato.

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ホンダコレクションホールでは、特定の時間にボンネットを開けてエンジンルームを見せてくれる場合があります!

そんな時は、普段サーキットでもなかなか見れないレアなシーンが見れるかもしれません。

Photo by Yamato.

ザナヴィニスモフェアレディZ。ステアリングには故・加藤大治郎選手のゼッケン、74番のステッカーが(Photo by Yamato.)

コクピットの中までしっかり見れる機会も、サーキットではなかなかないかも…?

是非、覗いてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

現在のスーパーGTに至るまで、数々のマシンがJGTCに参戦し、激戦を繰り広げていました。

その系譜を知ることが出来るこの特別展示は、是非とも目にしておきたい展示のひとつです。

Photo by Yamato.

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また、この特別展示以外にも、ホンダコレクションホールには様々なバイク・自動車が展示されていますので、見どころばっちり!

週末には、ツインリンクもてぎに足を運んでみませんか?

 

ツインリンクもてぎ公式HP:http://www.twinring.jp/