今週末開幕を迎えた全日本ロードレース選手権。もちろんMotorz編集部も現地へ取材に行ってきました。2017年シーズンのスタートと言う事で、第1戦 筑波大会で見つけた、Motorz的今年の注目若手ライダーをご紹介したいと思います。
CONTENTS
まずは、本日決勝レースのヒート1が開催されたJ-GP2クラス
WILL-RAISEracingRS-ITOH ♯5 石塚 健
マシン:Kawasaki ZX-6R タイヤ:ダンロップ 生年月日:1995年7月22日
J-GP2クラスへの参戦は3年目となる石塚選手。昨年は岡山国際サーキットでポールポジション獲得など、目覚ましい活躍を見せました。
本日開催されたレース1では、4番グリッドスタートの3位表彰台を獲得!明日のレース2での戦いも、大注目の選手です。
ヒート1終了後コメント
スタートが決まって、3番手で1コーナーに侵入しました。
序盤、トップグループにつけ、終盤で勝負に持ち込みたかったのですが、電気系のトラブルが出て、ペースを上げる事ができず、単独4番手での走行となりました。
ジリジリとトップグループから離されていき、我慢のレースとなってしまいましたが、最終ラップで前を走っていたマシンが1台転倒し、3位表彰台を獲得できました。
明日のヒート2はトラブルを解消し、もっと面白いレースを出来るよう頑張ります。
Team KAGAYAMA ♯13 三原 壮紫
マシン:SUZUKI GSX-proto71 タイヤ:ダンロップ 生年月日:1999年7月19日
昨年までH43Team-NOBBYからホンダのマシンを駆って、全日本に参戦していた三原選手。今年は心機一転、teamKAGAYAMAに電撃移籍。SUZUKI GSX-proto71で優勝を目指します。本日開催されたレース1では15番グリッドスタートの9位!明日のヒート2での活躍に期待です。
ヒート1コメント
スタートは結構自分の中でちゃんとできたなという感じで、このまま前にいけるかな~と思ったんですけど、前に引っかかってしまって。引っかかっているうちに1台飲まれちゃって、そこでペースをくずしちゃって…。
そこからペースを上げられなかったというのが今日の課題です。自分の中で、明日直すべきとこだなって思います。ヒート2は、スタートをしっかり決めて、1人ずつ食らいついて行けるように頑張ります。
RS-ITOH & AUTOBOY ♯39 柴田 陸樹
マシン:KAWASAKI ZX-6R タイヤ:ダンロップ 生年月日:1996年8月27日
地方選から、昨年全日本へステップアップ、J-GP2参戦2年目となる柴田選手。昨年は転倒も多く、シリーズランキング18位でしたが、本日開催された決勝レースのヒート1では6位入賞という躍進を見せました。明日のヒート2では9番グリッドからのスタート!さらなる高みを目指して戦います。
ヒート1終了後コメント
難しいレインコンディションの中で、最初は前の2台(大木選手と岩崎選手)について行こうとだけ思っていて、ずっとその2台の後ろについていたのですが、離される場所と、追いつける場所があったので、そこをうまくカバーしながら見極め、1コーナーが比較的追いつきやすかったので、その2台をパスしました。
その後は、ひたすら逃げるのみのレースで、結果6位入賞で嬉しい気持ちはありますが、ライバルの石塚選手が3位という事で、明日は石塚選手について行けるように頑張ります。
決勝レースヒート1結果
そしてGP-3クラス
CLUB Y’s ♯13 長谷川 聖
マシン:HONDA NSF250R タイヤ:ブリヂストン 生年月日:2000年7月23日
大会を主催するMFJが12歳~17歳を対象に推進する、若手ライダー育成プログラム「全日本J-GP3 Youth Cup」登録選手で、今後の活躍が期待される若手注目ライダーです。
本日の公式予選ではポールポジションを獲得!明日の決勝に期待が高まる選手です。
Dreamline Team REINA ♯22 白石 玲菜
マシン:HONDA NSF250R タイヤ:ブリヂストン 生年月日:1993年9月30日
昨年のランキングは22位。ロードレースはほとんど男性ライダーが占める中、奮闘中の女性ライダーの1人です。
本日の公式予選では、6位と健闘を見せ、明日の決勝が楽しみな白石選手。
今シーズンの躍進に注目していきたい若手ライダーです。
UQ&テルル・Kohara RT ♯6岡崎 静夏
マシン:HONDA TSR3 タイヤ:ダンロップ 生年月日:1992年6月12日
昨年はMotoGP、日本GPのmoto3クラスにワイルドカード参戦するなど、活躍を見せた岡崎選手。
ランキングも6位と奮闘を見せました。
本日行われた公式予選では、転倒するも10位に食い込んでおり、明日の決勝からも目が離せません。
最後にST600クラス
teamMF&KAWASAKI ♯57 奥田教介
マシン:KAWASAKI ZX-6R タイヤ:ブリヂストン 生年月日:1994年11月9日
今年から全日本にステップアップしてきたルーキーで、初戦の公式予選でポールポジションという驚異のスピードを見せた奥田選手。
ホームコースは筑波サーキットで、昨年出場した筑波でのレースは全戦全勝!
明日の決勝でのポールトゥウィンを目指します。
RS-ITOH ♯70 清末尚樹
マシン:KAWASAKI ZX-6R タイヤ:ブリヂストン 生年月日:2000年3月2日
昨年全日本デビューを果たし、参戦2年目となる高校生ライダー。
開幕前のテストではかなりの高タイムを叩き出しており、今年の活躍に注目が集まっています。
明日の決勝は9番グリッドからのスタート!今季はどんな躍進を見せてくれるのか?楽しみなライダーです。
RS-ITOH & サンタバイク ♯15 和田 留佳
マシン:KAWASAKI ZX-6R タイヤ:ブリヂストン 生年月日:2000年8月7日
昨年から全日本にステップアップし、参戦2年目となる和田選手。
昨年は転倒も多く、悔しいシーズンとなりました。
参戦2年目となる今年、公式予選では6位を獲得。明日のレース展開に大注目です。
まとめ
雨が降ったり止んだりの微妙なウェットコンディションの中開催された、全日本ロードレース選手権第1戦筑波大会の公式予選とJ-GP2クラスの決勝レースの第1ヒート。
その中で、Motorz編集部が独断と偏見で選んだ注目の若手ライダー達が、今年1年どんな活躍を見せてくれるのか!?
経験が少ないからこそ、レース展開が予想できないからこそ楽しみで仕方ない!
そんな若手ライダー達に、これからも注目していきたいと思います。
まずは、明日の決勝レース!是非チェックしてみてくださいね。
あわせて読みたい
今年からFIM世界選手権シリーズの最終戦!真夏の祭典”鈴鹿8耐”を楽しもう
マン島TTで大活躍の電動バイク“神電”を大解剖!その中身は?
鈴鹿8耐レースの裏側。搬入〜レース終了までトップチームでは何が行われているのか知っていますか?【RS-ITOH&FA.COM保険職人】
[amazonjs asin=”B002BGHXJW” locale=”JP” title=”全日本ロードレース2009 第1戦 筑波 (motoバトル) DVD”]
Motorzではメールマガジンを始めました!
編集部の裏話が聞けたり、月に一度は抽選でプレゼントがもらえるかも!?
気になった方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みいただくか、以下のフォームからご登録をお願いします!