4月2・3日に「ツインリンクもてぎ」で開幕した2016年のスーパー耐久シリーズ。今年は最高峰のST-Xクラスの台数が10台を超え、今話題のFIA-GT3マシンによるガチンコバトルが繰り広げられています。今回はST-Xクラスの注目マシンを一挙紹介していきます。
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年間全クラスエントリーは65台!ST-Xも多種多彩のマシンが集結!
N1耐久シリーズから数えると、今年で25周年を迎えたスーパー耐久。ここ数年は参加台数も増え、レベルも上がっているが、それでも参戦台数は増え続け、今年はついに65台が年間エントリー。開幕戦には62台のマシンがグリッドに並ぶ事になった。
これまではST-1、ST-2、ST-3、ST-4、ST-5クラスと別れていたが、FIA-GT3マシンを対象としたST-Xクラスが新設。
今年は海外チームのエントリーもあるなど、例年にない盛り上がりを見せている。
さらに今年は新型マシンも続々と登場しているのが特徴の一つだ。
国内外で大活躍したGT-R NISMO GT3。強豪チームが続々とスイッチ
現在、国内外の様々なカテゴリーで活躍し、ST-Xクラスでもチャンピオン経験のある日産GT-R NISMO GT3。
昨年SUPER GT(GT300)、ブランパン耐久シリーズ、バサースト12時間レースを制した2015年スペックがスーパー耐久にも今年登場している。
2014年チャンピオンのGTNET MOTOR SPORTSと近藤真彦監督率いるKONDO RACINGは今までのGT-R GT3を一新する形に。
開幕戦でも序盤から激しいトップ争いを演じ、KONDO RACINGが勝利した。
また昨年BMWでチャンピオンを勝ち取ったENDLESS SPORTSも今年からGT-Rにスイッチ。
開幕戦ではこの3台が表彰台を独占し、早くも高いマシンパフォーマンスを発揮していた。
マクラーレン650S、フェラーリ488など海外の新型GT3マシンも登場!
今年、開幕前から大きなトピックスとして各メディアも注目していたのが、海外の新型GT3マシンのエントリー。
まずGTアジアなどで実績のある海外チーム「Clearwater Racing」が日本に進出してきました。
しかもマシンは2016年のバサースト12時間レースを制したマシンのマクラーレン650S GT3。
開幕戦ではGT-R勢に割って入る予選2番手を獲得。
決勝では思うように結果が残らなかったが、次戦以降に注目が集まります。
吉本大樹がエントラント代表を務めるHubAuto Racingはフェラーリの新型488 GT3にて参戦。
普通フェラーリといえば赤色のデザインという印象があるが、HubAutoは黄色と黒というデザイン。
これもまたカッコよさを引き出している。
お馴染みの海外GT3マシンも参戦
この他にも、SUPER GTなどでお馴染みのGT3マシンが参戦。
メルセデスSLS AMG GT3は3台エントリーしているほか、BMW Z4 GT3も引き続き参戦しています。
さらにポルシェ、アウディ、フェラーリ(458)など、本当に多種多彩のマシンを一度に観られるのが、今年のスーパー耐久ST-Xクラスの魅力なのです。
2016年スーパー耐久レーススケジュール
第1戦:ツインリンクもてぎ(栃木県)4月2・3日※終了
第2戦:スポーツランドSUGO(宮城県)5月14・15日
第3戦:鈴鹿サーキット(三重県)6月11・12日
第4戦:富士スピードウェイ(静岡県)9月3・4日
第5戦:岡山国際サーキット(岡山県)10月22・23日
第6戦:オートポリス(大分県)11月19・20日
まとめ
今シーズンも、注目のスーパー耐久シリーズ。
スーパーGTでもお馴染みの、スーパーカーバトルがスーパー耐久でも見られます。
そして、なんと、コンパクトカーとの混走でレースが行われている所も要注目です!
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