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様々なマシンが参戦しているスーパー耐久シリーズ。その中でも「最激戦区」と言われているのがST-4クラスだ。2016年の開幕戦、第2戦をみても予選での1位と2位の差はわずか0.1秒以下。決勝でも手に汗握るバトルが最終ラップまで続くほどなのだ。今回は、そんなST-4クラスを紹介する。

Photo by Tomohiro Yoshita
スーパー耐久ST-4クラスレギュレーション
ST-4の参戦規定は排気量1,501cc~2,000ccの車両。
駆動方式は特に定められていない。
最高峰クラスから比べると排気量なども下がるため、予選では「グループ2」に分類されることになる。
トヨタ86

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現在では、このクラスの代名詞的マシンとなったトヨタ86。
年間では8台がエントリーしている。
ここ数年で着実に実力をつけてきており、昨年は最終戦で86同士がチャンピオン争いを披露。
2016年も各所で激しいバトルを演じている。
またSUPER GTなどで長年活躍した脇阪寿一も#52埼玉トヨペットGreenBraveで参戦している。
ホンダS2000
86の対抗馬であり、長年ST-4クラスでの有力マシンだったS2000。
特に黄色と青のスプーンカラーのマシンはS耐を知らない人でも見たことがある人も多いかもしれない。
2016年は5台がエントリー。最近では86の先行を許しがちだが、持ち前の軽快な走りは健在だ。
ホンダ・インテグラTYPE-R

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86、S2000の次に多くの台数がエントリーしているのがインテグラTYPE-R。現在ではDC5型が3台エントリーしている。
スバルBRZ

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トヨタ86の兄弟車であるBRZも1台エントリー。
外見からは見分けがつきにくいが、#27のDStationカラーのマシンだ。
ホンダ・シビックTYPE-R

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以前、シビックレースでも使用されていたFD2型のシビックも今年は1台エントリー。
同レースを彷彿とさせるようなV-TECエンジンのサウンドに注目だ。
ホンダ・シビックTYPE-R EURO

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こちらはFD2型の後に発売されたFN2型。
日本のレースシーンに出ることはほとんどないマシンだったが、2016年はST-4クラスでその走りを見ることができる。
トヨタ・Vitz GRMNターボ

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通常、VitzはST-5クラスに分類されるがGRMNモデルはターボ込みで排気量が1500ccを超えるためST-4クラスからの参戦。カスタムカーショーでも話題になったGRMNマシンのレースシーンを、2016年はサーキットで見ることができる。
マツダ・ロードスター(NC)

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NC型マツダ・ロードスターもST-4クラスにエントリー。2
016年はST-5クラスにND型が参戦しており混乱しがちだが、白いマシンの#54TC CORSEが上位入賞を目指し奮闘している。
まとめ
ご覧のように、ST-4クラスは激戦であり、一番車種のバリエーションが豊富なのも特徴。
参戦台数も23台と、このクラスだけでレースをしても十分成立するほどの迫力なのだ。
そして記事冒頭でも紹介した通り、とにかく接近戦のバトルが絶えないST-4クラス。
2016年はどのチームが栄冠を勝ち取るのか、最後まで目が離せない。
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