2016年は全6クラスのマシンが混走して争われるスーパー耐久。その一番下のクラスであるST-5を紹介する。これまではホンダのフィットやトヨタのヴィッツなどが中心車両となっていたが、今年はロードスターが新しく参戦。勢力図が少し変わりそうだ。
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スーパー耐久ST-5クラスレギュレーション
1500cc以下の車両で争われるST-5クラスだが、これに加えて2009年に国内で新車販売された車両に限定されるという項目も追加され出走できる車種も限定されている。
さらに燃料タンク容量は45リットルまでで1回の給油量で20リットルまでと細かな制限が設けられているのも特徴だ。
ホンダ・フィット3 RS(GK5)
最近のST-5で圧倒的強さを誇っているフィット。
昨年、一昨年とクラスチャンピオンに輝いている。2016年は4台がエントリーし、開幕戦も#69BRP★J’S RACINGが勝利した。
ホンダ・フィット2 RS(GE8)
こちらは旧型のフィット。
ここでも同型マシンでの新旧対決が観られるのだ。
トヨタ・ヴィッツ(NCP131)
ST-5クラスでは昔から定番車種となっているヴィッツ。
2016年はNCP131型が参戦。フィット勢の先行を許すレースが続いているが、後半戦でどこまで巻き返してくるのか注目だ。
マツダ・デミオSKY-D(DJ5FS)
クラスの中でも珍しいディーゼル・ターボタイプのデミオが参戦。
燃費の良さを武器に上位進出を狙う。
マツダ・デミオ 15MB
こちらはガソリンエンジンのデミオ。
毎回アグレッシブな走りを見せるが、絶対的な経験ではフィットやヴィッツに及ばない点も多く、難しい戦いが続いている。
マツダ・ロードスター(ND)
今年はロードスターがST-5クラスに登場。
開幕戦こそ思うように結果が残らなかったが、第2戦のSUGOでは他を圧倒する速さで優勝。
後半戦も楽しみな1台だ。
まとめ
スーパー耐久の中では一番注目度が低いST-5クラスだが、注目してみる終盤まで僅差でトップ争いを繰り広げていることも多い。さらにロードスターの参戦でさらに激化を極めそうだ。
ぜひ、一度ST-5に注目して観戦してみてはどうだろうか。
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