S30型の時代から続くフェアレディZ。近年はそのS30Zをモチ-フに現代版フェアレディZがZ33として復活を遂げました。そして現在はフルモデルチェンジしたZ34型フェアレディZとしてモータースポーツの世界で活躍しています。今回はそんなZ34を紹介していきます。

 

出典:http://supertaikyu.com/teams_drivers/3782/

 

 

フェアレディZ(Z34)とは

 

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z/nismo.html

 

Z34型フェアレディZは2008年に発売され、現在も現行車種として日産ディーラーで販売されています。

初代フェアレディZの頃から計算すると通算6代目のフェアレディZとなり、現在では日産自動車を代表する車種の一つとなっています。

先代モデルであるZ33フェアレディZからの変更点としては、搭載しているエンジンの排気量が200ccアップの3700ccとなったこと。

そして、ホイールベースが100㎜ショ-ト化された事などが挙げられ、これによって小回りが利くようになり、街中での利便性が向上しています。

 

フェアレディZ(Z34)が生まれた背景・エピソ-ド

 

Photo by MIKI Yoshihito

 

フェアレディZは、Z34型にフルモデルチェンジする際、ボディ形状に手を加える事を前提に日産自動車の開発陣営の中で計画されました。

シルビア・スカイラインと同様に、長いボンネットフードのデザインとフェアレディZの持つ独特のデザインの両方を実現する為にホイールベースをショート化。

一般的にホイールベースが短くなると車の挙動がどうしてもピーキーになり、オーバーステア傾向になるものです。

しかし、このZ34フェアレディZはハイパワーな上にFRなので、オーバーステアを防ぐ為にリアタイヤの方がフロントタイヤより太くなっています。

これによってトラクションをしっかり掛ける事が可能となり、全体のバランスが保たれました。

 

フェアレディZ(Z34)が革新的だった技術・凄さ

 

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z/performance.html

 

Z34フェアレディZが最も世間を驚かせた技術は、やはりシンクロレブ機構です。

6速マニュアルトランスミッション車の一部グレ-ドに限定された技術ですが、非常に珍しく、当時話題となりました。

普段からスポーツカーに乗る方であればご存知だと思いますが、モータースポーツなどでマニュアルミッション車の減速する場合にヒール&トゥを使用する事があります。

ヒール&トゥはブレーキペダルを踏みながらクラッチを切ってシフトダウンする際、ブレ-キペダルを踏んでいる足でさらにアクセルを吹かして回転を合わせる事です。

この時、ブレ-キペダルを踏む踏力を一定にしながらペダル操作・シフト操作を行わなければならない為に高度な上級テクニックが必要となります。

本当の意味でマスタ-出来ているのはプロのレーシングドライバーのみと言われている程で、素人の方には簡単に真似できる技ではありません。

このシンクロレブ機構の凄いところは、この一連の動作を電子制御によって車両側でヒール&トゥを行う点です。

つまり、車速・シフトポジションなどを車両側が感知し、電子制御によってシフトダウン時に自動でエンジンの回転数を合わせてくれるのです。

その為ドライバーは、シフトダウンにだけ集中できるという画期的なシステムとなっています。

 

フェアレディZ(Z34)のモータ-スポ-ツでの活躍

 

出典:http://supertaikyu.com/teams_drivers/3786/

 

Z34フェアレディZのモータースポーツでの功績は主にSUPER耐久ST-3クラスで挙げられています。

2010年シ-ズンの第2戦より、NISMOからSUPER耐久仕様のマシンが各チームにデリバリーされ、参戦が開始されました。

SUPER耐久のレギュレーションとしてはST-1クラスに該当しますが、STOの判断によりウェイトハンディを課す事でST-3クラスへの参戦が認められています。

また、海外レースとしてはアメリカのレースにもデリバリーされており、2010年から参戦を開始。

日本で行われているSUPER耐久ではレクサス勢と接戦を繰り広げていますが、Z33に引き続きフェアレディZの名に恥じない戦いぶりで人気となっています。

 

2014年式 フェアレディZ バ-ジョンS(CBA-Z34)のスペック

 

全長×全幅×全高(mm):4260×1845×1315
ホイールベース(mm):2550
車両重量(kg):1520
エンジン型式:VQ37VHR
エンジン仕様:V型6気筒DOHC
総排気量(cc):3696
最高出力:336ps/7000rpm
最大トルク:37.2kgm/5200rpm
トランスミッション:6MT
駆動方式:FR
中古相場価格:2,690,000〜5,490,000 円

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回はSUPER耐久に現役で活躍するZ34フェアレディZを紹介しました。

レクサスに対して苦戦を強いられていますが、最終戦までどうなるか分かりません。

また、愛車として中古車購入でも人気の1台!

是非注目してみてくださいね。

 

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