2007年に5代目と進化した三菱・デリカD:5。初代デリカの登場から50年が経過し、2019年2月にデリカD:5がビッグマイナーチェンジを敢行し話題を呼んでいます。前期型はカスタムベースとしても人気を博し、後期型でも注目が集まるところですが、まずは前期型のカスタムを振り返ります。

©️Motorz

 

新型デリカD:5ってどんなクルマ?

(c) Mitsubishi Motors Corporation. All rights reserved.

2007年のデビューから11年。

2018年11月にビッグマイナーチェンジを発表した新型デリカD:5は、SUVとミニバンを組み合わせた世界で唯一のオールラウンダーミニバンで、ファミリーユースはもちろんのこと、オフロードの走破を想定した設計が成されており、悪路でも他のSUVに引けをとりません。

また、前期型から大きく変更されたのが、賛否を呼んだフロントマスクで、エクリプスクロスにも採用された「ダイナミックシールド」を装着。

ヘッドライトは縦型形状のLEDマルチとなり、LEDポジションランプも搭載されるなど、大幅なイメージチェンジを果たしました。

エクステリア同様に変わったのがインテリアで、2007年の登場から11年経過したインテリアデザインは、少々古臭さを感じるところもありましたが、インストルメントパネルのデザインが一新され、水平基調をベースにサバ杢柄の立体木目を採用。

シート生地にはエンボスが施され、一気に高級感を増した内装へと生まれ変わりました。

エンジンはディーゼルエンジンのみ後期型とされ、ガソリンエンジンは前期型が継続販売されています。

 

前期型デリカD:5を振り返る!

出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/

2007年からの11年間と、長い間発売され続けた前期型デリカD:5。

唯一のSUVミニバンとして市場にあり続け、燃費などではライバル車には及ばないものの、圧倒的な走破性を武器に人気を集めました。

また、後期型が発売されるも、ガソリンエンジンモデルは前期型のまま販売が継続されており、しばらくは前期型と後期型両方を新車で購入することができそうです。

そんなデリカD:5の武器はやはり悪路走破性にあり、カスタムパーツもオフロード走行を見据えたリフトアップやマッドフラップ、バンパーガードなど様々なパーツが発売されています。

さらにはミニバンならではの居住性を活かしたキャンピングカー仕様もあり、幅広い用途でデリカD:5のカスタムが楽しまれているのです。

 

前期型デリカD:5カスタム車両紹介

ここで、前期型デリカD:5カスタムのデモカーは、どんなクルマがあるのてましょうか。

見ていきましょう!

JAOS デリカD:5

©️JAOS

群馬県に本社を構え、国産車・輸入車問わずSUV、クロスオーバー系車種のアフターパーツを開発しているJAOS。

そのデモカーは、スキッドバンパー、バンパーガード、マッドフラップなどのデザインを共通させることで、JAOSブランドのパーツであることをアピールしています。

JAOS デリカD:5デモカーの詳しい情報を見る

 

HIKARI AUTO デリカD:5

©️Motorz

HIKARI AUTO(輝オート)のデリカD:5は、4インチリフトアップが施された1台です。

リフトアップすることで、ただでさえ大きなボディのデリカD:5をさらに大きく見せることができ、アプローチアングル、デパーチャーアングルを確保することで、凹凸の激しい路面でも難なく走破することが可能に。

丸型フォグではなく、グリルにはLEDバーランプが装備され、視界確保にも抜かりはありません。

 

TGS デリカD:5

©️Motorz

シンプルなエクステリアが特徴的なTGSデリカD:5は、他社と比べてあまり派手さが見られないものの、リフトアップが施された1台。

大型のオーバーフェンダーをスクエア形状とすることで、デリカD:5ならではの角張ったボディにマッチする上、ボディと同色にすることで純正然とした雰囲気を醸し出しています。

TGS デリカD:5デモカーの詳しい情報を見る

 

ROADHOUSE デリカD:5

©️Motorz

ロードハウスのデリカD:5は他社同様、リフトアップが施された1台ですが、オーバーフェンダーの形状には、純正フェンダーをさらに大きくしたような丸形状を採用。

四角いボディのデリカですが、丸形状のフェンダーを際立たせることで、より力強さをアピールしています。

また、フロントにはかつてのデリカスペースギアなどにも採用されていた、カンガルーバー形状のバンパーが装着されており、三菱らしさを演出しています。

ロードハウス デリカD:5デモカーの詳しい情報を見る

 

ELFORD デリカD:5

出典:http://www.meiwa-net.com/

埼玉県にあるエルフォードのデモカーも、リフトアップが施された1台です。

他社はド派手なオーバーフェンダーを装着する中、純正のプレスラインを生かした控えめなフェンダーとなっていますが、それでも十分存在感をアピール。

開口部が大きいオリジナルのフロントグリルにすることで、よりスポーティなイメージを演出しています。

さらに、ルーフマーカーはアンバー色に点灯し、アメリカンSUVを彷彿させるデザインです。

エルフォード デリカD:5デモカーの詳しい情報を見る

 

新型デリカD:5最速カスタム情報!

2019年2月に発売されたばかりの新型ですが、デリカカスタムを行う全国のショップ・メーカーが、アフターパーツの開発に取り組んでいます!

COLT SPEED

神奈川県厚木市にあるコルトスピードは、三菱のクルマにこだわり続けているメーカーで、ランサーエボリューションはもちろん、コルトやRVR、エクリプスクロスなど三菱向けのカスタムパーツをラインナップしています。

もちろん新型デリカD:5向けにもカスタムパーツの開発が進む中、レンズを保護するプロテクションフィルムを発売!

©️COLT SPEED

XPELプロテクションフィルムを使用したヘッドライトレンズやポジションランプなど、ウインカーレンズを保護するためのフィルムでキズや走行中の飛び石からレンズを守り、長期間保護します。

クリアフィルムなので、取り付けても近づいてよく見ないと、貼り付けられている事が分からないレベルで、外観を損なうことはありません。

せっかく新車で新型デリカD:5を買うのなら、是非施工してはいかがでしょうか?

 

まとめ

今回はカスタム業界でも根強い人気がある前期型デリカD:5の振り返りと、新型デリカD:5の最新カスタムパーツをご紹介しました!

新型デリカD:5はまだまだデビューしたばかりなので、アフターパーツメーカーやショップは、現在全速力で適合確認を行なっています。

ボディモノコックは前期型と後期型で変わりませんが、取り付け部分に変更がある可能性があるので、デリカオーナーにとっては気になるところ。

前期型同様、新型デリカD:5もカスタムパーツが続々と登場することは間違いないので、今後の情報にも期待してくださいね。

 

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!