Motorz

クルマ・バイクをもっと楽しくするメディア

Motorz

CATEGORYRace

史上最激戦のスーパーフォーミュラ2016、12人が10ポイント以内にひしめきツインリンクもてぎへ!

今週末はツインリンクもてぎでシリーズ第4戦が行われる2016年のスーパーフォーミュラ。なんと3戦を終えて12人が10ポイント以内にひしめくという、史上稀に見る大激戦となっている。そんな中で迎えるもてぎラウンドではヨコハマタイヤが新しく用意した「ソフトタイヤ」が導入されるなど、今までとは異なるレースが繰り広げられそう。今回はシリーズの行方を大きく左右する第4戦もてぎラウンドの見どころをご紹介していく。

©TOYOTA

©TOYOTA

12人が10ポイント以内、もてぎを制するものがシリーズを制す?

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

前述でも触れたとおり、今年のスーパーフォーミュラはチャンピオン争いが非常に拮抗しており、トップ12人が10ポイント以内にひしめいている。

具体的なランキングは以下のとおりだ。

 

2016年SFポイントランキング(第3戦終了時点)

1位:山本尚貴(13pts)

2位:ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(10pts)

3位:国本雄資(9.5pts)

4位:石浦宏明(9pts)

5位:塚越広大(9pts)

6位:中嶋一貴(8pts)

7位:アンドレ・ロッテラー(7.5pts)

8位:ストフェル・バンドーン(7pts)

9位:ジェームス・ロシター(7pts)

10位:関口雄飛(6pts)

11位:小暮卓史(5pts)

12位:伊澤拓也(3pts)

13位:野尻智紀(2.5pts)

14位:ナレイン・カーティケヤン(2pts)

15位:中嶋大祐(1pt)

16位:ベルトラン・バケット(1pt)

 

まさに「第2の開幕」と言っても良いほど横一線の状態だが、このもてぎ戦がシリーズを左右する分岐点担っていくだろう。

このレースを終えると残りは3大会。うち最終戦鈴鹿に加えて第5戦岡山も変則的に2レース開催。チャンスはたくさんあるのだが、与えられるポイントには限りがあるため、ここからは本当に1ポイントも落とせない戦いになっていくのだ。

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

その一発目となる今回。例年の流れを見ると、追い抜きが難しく、予選の順位が非常に重要となってくる。例年の流れを見ても、予選順位やスタート直後の順位でそのままレースが進む展開になることが多い。

そうなれば、決勝結果に直結する予選が非常に重要なものに。最近は0.001秒差でも順位が変わってしまうほど僅差の争いとなっており、見応えは抜群だ。

今年のもてぎ戦は果たして誰がポールポジションを奪うのか、今年も土曜の公式予選から目が離せない。

 

今年のもてぎ戦を左右するのは…新スペックのタイヤ!

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

そこで勝敗を左右するのが「タイヤ」だ。今回は従来スペックに加えてヨコハマタイヤが新しく開発した2スペック目のタイヤも導入。これらをレース中に使用しなければいけない。なお呼称は従来スペックが「ミディアム」、新スペックは「ソフト」となっている。

今回、一番肝になっているのが各タイヤのセット数。新品4セットのうちミディアムが2セット、ソフトが2セット。グリップ力が高いと言われているソフトタイヤは、3ラウンドある予選のうち2回しか新品状態で使えない。

そのため、どこでソフトを使い、どこでミディアムを使うのか?

この判断が予選の展開を大きく左右することになりそう。

今週末はいつも以上に予選から見逃せないレースとなりそうだ。

 

2016SF第4戦限定レースフォーマット

出典:スーパーフォーミュラ公式サイト

決勝レース距離 249.672 km(4.801379km×52周)

予選方式 ノックアウト予選方式
Q1(全車): 20分間 → Q2(14台): 7分間 → Q3(8台): 7分間

タイヤ 横浜ゴム製ワンメイク/ドライ、ウェット 各1スペック

タイヤ使用制限 ・ドライ(スリック): 競技会期間中を通して6セット
そのうち新品は4セット(ミディアム 2セット、ソフト(新仕様)2セット)
前戦までに使用した“持ち越し”タイヤ 2セット
・ウェット:競技会期間中を通して4セット
決勝中のタイヤ交換義務 あり
・2種別のドライタイヤ(ミディアム, ソフト)を1セットずつ使用しなければならない。
・ウェットタイヤを装着した場合、このタイヤ交換義務は適用されない。
・タイヤ交換義務を完了せずにレース終了まで走り続けた車両は失格となる。
・赤旗中断の間にタイヤ交換を行った場合、このタイヤ交換義務を満たしたとは認められない。
・52周完了前に赤旗中断となり、そのままレースが終了した場合、タイヤ交換を行っていなかったドライバーはレース結果に40秒が加算される。
燃料最大流量
(燃料リストリクター) 90kg/h(122.3L/h)
オーバーテイク・システム
(OTS) 最大燃料流量10kg/h増量(90kg/h→100kg/h)
*1回につき20秒間作動×レースを通して5回まで作動
*1回の使用による燃料消費増加は75.5cc。5回使用で377.4cc増。
決勝中の給油作業義務 なし

まとめ

今週末は、関東圏からも近いツインリンクもてぎでの1戦。例年以上に熱い戦いが見られることは間違いない。

テレビ観戦やパブリックビューイングも良いが、もし都合が合えば、サーキットへ行って、現地の生の迫力を味わってみてはどうだろうか。

Writer Introduction
Tomohiro Yoshita

フリーのモータースポーツジャーナリスト。サーキット取材は2011年からスタートし、最近ではSUPER GTスーパーフォーミュラを全戦取材。この他にもF1をはじめとする海外レースや、2輪レースもカバー。レースに関する記事だけでなく、サーキットに来場するファンに役立つ情報発信も展開しています。

http://www.kansenzyuku.com

車買取.com