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遂に開幕!2017 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.1&2 ODAIBAレポート

2017年もモータースポーツシーズン突入という事で、毎週どこかで各カテゴリーの開幕戦が開催されています。カレンダーを見てどこに何を見に行こうかと、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。そんな中、Motorz編集部もD1グランプリ開幕戦に行ってきました。

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 D1グランプリシリーズって何?

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数あるモータースポーツのほとんどの競技がタイムや速さで順位を競う中、D1グランプリシリーズはドリフト走行のカッコよさで勝敗を決める競技!

後輪もしくは4輪を滑らせ、曲がっていく方向とは逆にハンドルを切りるなど、限界ギリギリの絶妙なバランスを取りながらクルマをスライドさせるドリフト走行は迫力満点で、見ている人を楽しませてくれます。

またマシン性能ではなくドライバーのテクニックが重要となるので、勝敗の行方は一目瞭然!結果が明確な事も、D1の面白さの1つなのです。

 

単走(Tanso)

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参加選手が1名ずつ走行し、ドリフトテクニックの正確さを競う競技が単走です。

事前に審判員から発表された走行ラインなどのポイントに加え、角度やスピード、エンジン音の滑らかさや動きのスムーズさをD1独自の機械採点システム「DOSS」で総合的に得点化し、順位を競います。

角度は大きいほうが、スピードは高いほうが、エンジンの音は途切れないほうが、動きはスムーズなほうが高い評価となり、振り出しや振り返しなどの動作はクイックなほうが高評価。
逆に、スピンやドリフトのもどりがあった場合は、大幅な減点となってしまいます。

決勝では合計2本走行でき、得点が高かった方を基準に順位が決定されるのです。

 

追走(Tsuiso)

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単走で決勝に進出したすべての選手が、1対1で戦う事によって勝敗を決するトーナメント方式の競技です。

対戦する2台を単走で決まった順位によって組み合わせ、先行と後追いを順番に入れ替える形でスタートします。

勝敗は、後追いが先行と同等かそれ以上の角度をつけ、相手のインに入った状態でドリフトを続けられれば勝ち!

他にも先行が後追いを引き離したり、よりドリフトの角度が深かったり、ドリフトの飛距離が長ければ先行の勝ちとなりますが、遅い相手には遅いスピードでドリフトを合わせないといけないので、こちらもドライバーのテクニックが最重要となるのです。

走行は、先行と後追いを入れ替えて合計2本!

走行ごとに、各審判員が点数を付ける形で判定し、その2本分の合計で勝敗が決定します。

そして、トーナメントは勝ち抜き方式で、各自優勝を目指すのです。

 

D1GP Rd.1 レポート

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小雨が降る中、ウェットコンディションで行われたRd.1単走 Final。

各選手僅差の接戦を繰り広げる中、断トツの高ポイントを叩き出したのは、WISTERIA TOYO TIRESのNo.66 藤野秀之!その後、2位川畑真人、3位今村陽一と続きます。

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そして雨が上がり、路面が少し乾き始めた中、行われた追走トーナメント。

単走時のウェット路面を考慮した少し抑え気味の走りから一転、もくもくと白煙を上げながら接触ギリギリの距離を保ち、激しいバトルを見せました。

決勝は、YUKE’S Team ORANGE No.24 小橋 正典と、単走のWINNER 藤野秀之の一騎打ち!見事大差を付け、追走トーナメントでも、藤野が初の勝利を掴んだのです。

©Chika Sakikawa

藤野(優勝):練習からあんまりうまく行ってなくて…なんですけど、決勝は集中してやったらこういう結果になったので、また明日もあるので、明日も頑張りたいと思います。

スポンサー様だったり、仲間達にすごく助けてもらって、その中で優勝できたかな?と思います。

今回、TOYOさんの888Rというタイヤを履かせてもらって、それが高コントロールで、そこも優勝につながったかな?と思います。ありがとうございました。

 

小橋(2位):めっちゃ悔しいです!でもまぁ2位ですけど、チームの皆さんやご協力頂いたスポンサー、仲間たちのおかげで、ここまで走ってこれました。ありがとうございました。

 

横井(3位):今年から新しいNANKANGタイヤに僕も変わりまして、見ての通り3位、4位とNANKANGタイヤメンバーが入ってます。同じチームの平島選手が4位だったんですけど、これからは、まだまだいけるかな~?という感じがしてきたので、明日から行きたいと思いますけど、畑中選手と一緒に今夜は板金を頑張りたいと思います。

 

D1GP Rd.2 レポート

©Chika Sakikawa

晴天、ドライコンディションでスタートしたRd.2、単走Final。

前日とうって変わって白煙がもくもくと立ち上がり、スキール音が鳴り響く中繰り広げられる接戦を制したのは、SEIMI STYLE DRIFT TOYO TIRES No.2 田中省己。

次いで2位に横井昌志、3位に日比野哲也と続きます。

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前日のフラストレーションを晴らすかのような激しい戦いを繰り広げたRd.2の追走トーナメントを制したのは、D-MAX No.70 横井昌志でした。

2位表彰台を獲得したのは、松川和也!3位には、Rd.1を制した藤野秀之が続きます。

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田中(単走優勝):今日は朝から言ってますけど、単走だけは何としてもトップを取りたかったんで、それもブッチギリで取りたかったんで、結果的には1番になれた事が本当に嬉しいです。

協力して頂いたスポンサーさんとか、TOYOさんとか、D-MAXさんとか色々いますけど本当に感謝しています。ありがとうございます。

追走は負けちゃいましたけど、次も単走トップ目指して頑張ります。

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横井(追走優勝):いい所を見せれたんじゃないかなと。結構満足のいく走りができました。それもですね、今年新しく履き始めましたNANKANGタイヤ様!

昔ちょっと使った事があるんですけど、今の新しいタイヤは使った事がなくて、テストを重ねてしっかりやってきました。

今年は、1戦の優勝も大事ですけどシリーズを獲る為に結構頑張ってて、チームにも壊れない車を作ってもらったり、勝てるクルマを一緒になって作っていますので、本当にありがたいと思っています。

まだシリーズはこれから始まったばかりなので、これで気を抜かずに、これからガンガン負けずに、上位に常にいるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

松川(2位):今日はとても運も良く、僕も決勝まで来れて非常に満足で、表彰台は景色がいいんだなっていうのがすごい印象的な感想です。

これを機に、シーズンは始まったばっかりなんですけど、クルマも熟成の時期に入ってて、馬力を上げる余地もありますし、今も実際、パワステが無い状態で、重ステで乗っている状態なので、これも直る予定なので、非常に今年は楽しみだなって感じです。

 

藤野(3位):お疲れ様でした。途中で川端選手の車が壊れて、プレッシャーがあって、どうしても昨日と今日2連勝したかったんですけど、結果横井に負けて、、、次戦また頑張りたいと思いますので皆さんよろしく願いします。

 

 

次戦TSUKUBA DRIFTでのシード権獲得はこの8名!

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D1グランプリでは、大会終了ごとのドライバーズランキング上位8名に次戦での決勝進出シード権を与えられます。これは、次戦での予選を免除され無条件で決勝に進出できるというもので、ランキング上位に居続ければ、ほぼ予選を走ることはありません。

これは、1走行ごとにマシンにかなりの負担をかけるドリフト競技では、かなり重要となるシステムで、獲得ドライバーにとっては精神面でも金銭面でも大きな負担軽減となるのです。

今回のシード権獲得ドライバーはNo.70 横井昌志、No.66 藤野秀之、No.35 川畑真人、No.22 手塚強、No.99 松川和也、No.60 今村陽一、No.75 平島明、No.27 小橋正典の8名でした。

©ChikaSakikawa

 

まとめ

ルールなど、何も知らなくても見ているだけで興奮とワクワクが止まらないD1グランプリ。

その魅力は何より、他のモータースポーツより距離が近いこと!目の前で臨場感溢れるハイパワーマシンとドライバーのテクニックによる限界バトルが繰り広げられます。

また、そんな白煙とスキール音が鳴り響く会場で楽しめるのはドリフトバトルだけではありません。グルメ屋台が多数出店されていたり、カスタムパーツメーカーの出展ブースには、各メーカー自慢のデモカーの展示も多数あります。

そして、ランボルギーニやウラカンなど、普段中々乗る機会が無いスーパーカーの同乗走行など、貴重なコンテンツも盛り沢山。

そんな D1 GRAND PRIX SERIES!是非1度会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと病みつきになると思います。

スケジュール

Rd.3 TSUKUBA DRIFT 6.24SAT・25SUN

Rd.4 & Ex. OSAKA DRIFT 7.22SAT・23SUN

Rd.5 & 6 EBISU DRIFT 8.19SAT・20SUN

Rd.7 & Ex. TOKYO DRIFT 10.7SAT・8SUN

D1 グランプリ 公式 サイト

 

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Writer Introduction
Chika Sakikawa

モデル・ライターをしながらモータージャーナリスト目指して奮闘中( *´艸`) 好奇心旺盛で、モータースポーツを観戦するのも挑戦するのも大好き! そんな大好きな世界の魅力を伝えていきたいと思います。http://chika-sakikawa.com/

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