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原チャリで50m走!3秒で50メートルを駆け抜けるSS1/32mileとは

ドラッグレースと言えば、1/4mile(400m)をいかに速く駆け抜けるかを争う競技。限界までカスタムしたマシン(一部限界突破していますが)を使って驚異の速さで駆け抜けます。それを原付で行うモータースポーツ”SS1/32mile”を知っていますか?限界までカスタムされた原チャリは、見たことのない速さで50メートルを駆け抜けます!

出典:https://www.youtube.com/

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ご不要になった、バイク、スクーター、改造して出てみませんか?

SS1/32mileとは

出典:http://1080.plus/

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原付で行うドラッグレース!SS1/32mile!(えすえすさんじゅうにぶんのいちまいる と読みます)

従来のドラッグレースがおよそ400メートル、1/4マイルでタイムを争うのに対し、こちらはおよそ50メートル。1/32マイルで争われます。

2000年代から始まったこの競技は、日本各地のカートコースやミニサーキットなどで行われています。

原付であることや、距離だけを聞くとたいした事が無さそうに思われるかもしれませんが、実際はかなり速く、レコードタイムは2秒797!

3秒以下で50メートルを駆け抜ける、ミニバイクのドラッグレースが、日本のみならず台湾などアジア圏で大人気なんです!

 

ミニバイクドラッグレースの見どころ

出典:https://www.youtube.com/

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もちろん驚異的な速さ。そしてなんといってもドラッグレース専用にカスタムされたマシンがカッコイイ!

かろうじてスクーターやミニバイクの原型を保ちながらも、直進安定性を保つために車高を下げ、ホイールベースをロングに。

また、ウィリーを防ぐためのウィリーバーの装着。そして徹底した軽量化やフレームの補強など、かなりの改造が施されています。

完全にドラッグマシンと化した原チャリは、お買い物や近所のアシのためのバイクとは到底思えないカッコよさがあります!

 

クラス分けから見る主な参加マシン

出典:http://www.k2-tec.com/

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では、どんなバイクが走っているのか、クラス分けから見てみましょう。

基本的には、エンジンの構造(2ストまたは4スト)とマシンの形式、そこに排気量で分けられています。

ちなみに、参考タイムの車種名は、使用しているエンジンになります。

フレームは別のバイクのモノを使うパターンが多いので、厳密には主な参加マシンとするのは難しい状況です。

 

2ストのスクーター対象クラス

出典:http://www.k2-tec.com/

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2ストロークエンジンかつ、駆動方式がスクーターと同じ機構であることが条件です。

駆動方式だけ守られていればOKなので、フレームを変更することも可能です。

排気量ごとの区分は以下。

 

SAクラス

排気量50cc以下のマシンが対象のクラス。

タイムとしては4秒を切る程度が相場のようです。

参考タイム:スーパーDio/約3.8秒

 

SBクラス

排気量50cc以上かつ、90cc未満のマシンはこちらのクラス。

原付2種や、ボアアップしたマシンが争います。

参考タイム:JOG90/約3.3秒

 

SC-1クラス

排気量90cc以上かつ、125cc以下のマシンが対象のクラス。

SBと同じく原付2種の主戦場です。

参考タイム:リード100/約3.2秒

 

SC-2クラス

排気量125cc以上かつ、240cc以下のマシンはこのクラス。

ある意味改造無制限に近いクラスです。

参考タイム:アドレス110/約2.9秒

 

4ストのスクーター対象クラス

出典:http://www.reedriver.com/

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4ストロークエンジン搭載で、スクーターと同じ駆動方式を持ったバイクのためのクラスです。

 

SA4クラス

排気量50cc以下かつ、NAの4ストスクーターはこちらのクラスです。

参考タイム:チョイノリ/約6秒

 

SB4クラス

排気量50cc以上かつ、125cc未満で、NAのマシンはこのクラス。

参考タイム:シグナスX/約4.7秒

 

SC4クラス

排気量125cc以上かつ、240cc未満のNAマシンのためのクラス。

参考タイム:シグナスX/約3.5秒

 

SC4-Oクラス

排気量が240cc未満かつ、ターボやスーパーチャージャーなどの過給機、またはNOSなどを装着した場合はこちらのクラスになります。

参考タイム:シグナスX/約2.9秒

 

SOクラス

排気量が240cc以上であれば、上限のない無制限クラスです。

なお、ベースマシンのフレームとエンジンは同一車種のものを使用する必要があります。

参考タイム:シグナスX/約2.8秒

 

SUクラス

同じく排気量240cc以上であれば、上限なしの無制限クラスです。

また、フレームとエンジンの組み合わせについても制限はないので、事実上のやりたい放題クラスです。

参考タイム:シグナスX/2.8秒

 

2ストのミッション付きバイククラス

出典:http://wadataku.up.n.seesaa.net/

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NSRやNS-1、TZR、TZMなど、ミッション付きの2ストバイクはこちらのクラスになります。

 

 

2Aクラス

排気量50cc未満のクラスです。

ボアアップされていないマニュアル原付が争います。

参考タイム:TZM50/約4.3秒

 

2Bクラス

排気量50cc以上、90cc未満はこちらのクラスです。

ボアアップされたマシンや、80ccなどの原付2種マシンはこちらになります。

参考タイム:YZ50/約3.5秒

 

2Cクラス

90cc以上かつ125cc未満のマシンはこちらになります。

カスタムされた2スト原付2種は、だいたいこのクラスにエントリーすることになりますね。

参考タイム:RS125R/約3.5秒

 

4ストのミッション付きバイククラス

出典:http://www.r-stage.com/

出典:http://www.r-stage.com/

ミッション付きの4ストロークバイクはこちらになります。

モンキーやゴリラ、GROMやカブなどはこちらに当たりますね。

 

4Aクラス

50cc以下のバイクはコチラのクラスです。

参考タイム:モンキー/約4.9秒

 

4Bクラス

50cc以上かつ90cc未満はこのクラスになります。

ボアアップマシンから、原付2種まで幅広く参加が可能です。

参考タイム:モンキー/約3.5秒

 

4Cクラス

排気量90cc以上かつ、125cc未満のマシンはこのクラスで出場することになります。

参考タイム:モンキー/約3.5秒

 

4Oクラス

排気量180cc未満かつ、過給機付きのマシン、または250cc未満のNA車両はこちらになります。

かなり過激なマシンが登場します!

参考タイム:スーパーカブ/約3.8秒

 

電動バイククラス

なんと、電動バイクのクラスもあるんです!

こちらもかなり細かくクラス分けされていますよ!

※参考タイム記載なし。

 

EAクラス

出力0.6kw未満の電動モーターを使用するバイクはコチラのクラスです。

 

EBクラス

出力0.6kw以上かつ、0.8kw未満のの電動モーターを使用するバイクはこのクラス。

 

ECクラス

出力0.8kw以上かつ、1.0kw未満のの電動モーターを使用するバイクはこのクラス。

 

EOクラス

出力1.0kw以上かつ、1.2kw未満のの電動モーターを使用するバイクはこのクラスになります。

 

また、ここまで紹介したクラス分けと併せて、GT規定と言うレギュレーションが存在し、最大ホイールベースや、ライダーとマシンを併せた最低重量、フレーム変更の不可など、細かい制限でイコールコンディションを保つルールが存在します。

GT規定を含むクラス分けの場合は”SA-GT”といった形で語尾にGTと付属します。

出典:http://www.k2-tec.com/

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併せて、この規定は「マシンは美しくなければならない」というコンセプトも兼ね備えているため、見た目にも格好良いカスタムマシンが大量に登場するのも魅力のひとつです。

 

速さとカッコよさを知るために、動画で見てみよう!

ここまで読んでもまだ「所詮原付でしょ?」とお思いのアナタ。

カスタムされた原付がどれぐらいカッコよくて速いのか、こちらの動画で是非確認してみてください。

 

スタイリッシュにカスタムされたマシンが次々登場します!

ウィリーバーがついたモトコンポなんて、興奮しちゃいますよね!

 

とくに速さがわかるのはコチラの動画!

スタートラインからバックショットで各マシンを抑えているので、驚きの加速がよくわかりますよ!

 

ミニバイク競技の魅力

出典:http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/

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やはり一番はコストがかなり安く済むことではないでしょうか。

車のように数百万円もするベース車両を使うことはなく、30万円も出せば新車でベースマシンが買えます。

2ストバイクは現在生産されていないため、どうしても中古になりますが、それもつまりは安くマシンが買えるということ。

パーツ単価も安く、5万円も出したら高級パーツの部類なので、改造費もかなり抑えることが可能です。

中古パーツもたくさん出回っているので、オークションや中古ショップを活用できる買い物上手なら、さらに安くそろえることもできます。

出典:http://www.chameleon.cx/

出典:http://www.chameleon.cx/

予算50万円もあったら、かなりハイクオリティな一台が作れちゃうかもしれないですよ!

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

身近にある原付でも、モータースポーツはこんなに楽しめるんです。

レースを始めたいけど、お金がかかるし…そうお嘆きの方も、ミニバイクなら、かなり安く楽しめますよ!

今のうちからマシンを作れば、タイムアタックには都合の良い冬までに間に合います。

是非、始めてみてはいかがでしょうか?

 

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