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カワサキとホンダでタイトル獲得したレジェンドライダー井筒仁康の意外な一面とは?!

カワサキとホンダで輝かしい成績をおさめてきたレジェンドライダー 井筒仁康。33歳で1度現役を引退しますが、38歳で再び復帰し全日本ロードレース選手権、鈴鹿8時間耐久レース、EWCなどに参戦します。また、レーシングライダーとは全く違うプロゴルファーという一面ももっているアスリート!2018年はカワサキジュニアチームの監督に就任し、若手ライダー育成に力を入れることを発表しました。そんな井筒仁康のこれまでをたどって、ご紹介します。

井筒仁康

出典:http://www.1zutsu.net/gallery/

レジェンドライダー井筒仁康とは

井筒仁康

出典:http://www.1zutsu.net/gallery/

井筒選手は、全日本ロードレース選手権やSBK(スーパーバイク世界選手権)に参戦するレーシングライダー、プロゴルファーです。

全日本ロードレース選手権スーパーバイククラスのシリーズチャンピオンを2度獲得し、鈴鹿8時間耐久レースでも優勝。

また、SBK(ワールドスーパーバイク)にフル参戦した経験もあり、大排気量のバイクレースで輝かしい成績を持っています。

2004年に惜しまれつつも現役を引退するも2009年にふたたび復帰し、全日本ロードレース選手権ST600クラスに参戦。

2014年には、自身がオーナーを務めるレーシングチーム『will-raise racing RS-ITOH』を立ち上げ、J-GP2クラスにステップアップ。

今季2018年はカワサキジュニアチームとして再始動した同チームの監督に専念する形で、若手ライダーの石塚健選手(22歳)と和田留佳選手(17歳)を引き連れ、J-GP2クラスに2台体制で参戦しています。

井筒仁康のレース戦歴

井筒仁康

出典:http://www.1zutsu.net/gallery/

全日本ロードレース選手権

シーズン クラス マシン チーム シリーズランキング
1993年 TT-F1 カワサキZXR750R BEET 10位
1995年 GP250 ヤマハTZ250 SP忠男レーシング 10位
1996年 スーパーバイク ドゥカティ916 チームファンデーション 14位
1997年 スーパーバイク 12位
1998年 スーパーバイク カワサキZX-7RR KRT 8位(スポット参戦のみ)
1999年 スーパーバイク カワサキZX-7RR KRT 11位
2000年 スーパーバイク カワサキZX-7RR KRT 1位
2001年 スーパーバイク カワサキZX-7RR KRT 3位
2003年 JSB1000 ホンダCBR954RR 桜井ホンダ 4位
2004年 JSB1000 ホンダCBR1000RR 桜井ホンダ 1位
2009年 JSB1000 カワサキZX-10R TRICK☆STAR RACING 11位
2011年 ST600 カワサキZX-6R RS-ITOH&ASIA 18位
2012年 ST600 カワサキZX-6R RS-ITOH&ASIA 3位
2013年 ST600 カワサキZX-6R RS-ITOH&ASIA 4位
2014年 J-GP2 カワサキZX-6R Will-Raise Racing RS-ITOH 11位
2015年 J-GP2 カワサキZX-6R Will-Raise Racing RS-ITOH 11位
2016年 J-GP2 カワサキZX-6R Will-Raise Racing RS-ITOH 17位
2017年 J-GP2 カワサキZX-6R Will-Raise Racing RS-ITOH 11位

鈴鹿8時間耐久レース

シーズン マシン ペアライダー チーム 順位
1993年 カワサキZXR750R BEET 16位
1996年 カワサキZXR750R BEET 20位
1998年 カワサキZX-7RR ニール・ホジソン KRT 7位
1999年 カワサキZX-7RR 柳川明 KRT 3位
2000年 カワサキZX-7RR 柳川明 KRT リタイア
2001年 カワサキZX-7RR 柳川明 KRT 21位
2003年 ホンダVTR1000SPW 宇川徹 セブンスター・ホンダ 7 リタイア
2004年 ホンダCBR1000RRW 宇川徹 セブンスター・ホンダ 7 1位
2009年 カワサキZX-10R 武石伸也、鶴田竜二 TRICK☆STAR RACING 2位
2012年 カワサキZX-10R 出口修、芹沢太麻樹 TRICK☆STAR RACING リタイア
2013年 カワサキZX-10R 出口修、芹沢太麻樹 TRICK☆STAR RACING 12位
2014年 カワサキZX-10R 出口修、グレゴリー・ルブラン TRICK☆STAR RACING 24位
2015年 カワサキZX-10R 出口修、エルワン・ニゴン TRICK☆STAR RACING 11位
2016年 カワサキZX-10R 出口修、エルワン・ニゴン TRICK☆STAR RACING 7位
2017年 カワサキZX-10R エルワン・ニゴン
グレゴリー・ルブラン
TRICK☆STAR RACING 14位

SBK

シーズン クラス マシン チーム 順位
2002年 WorldSBK カワサキ-ZX7RR KRT 14位

井筒仁康のこれまで

井筒仁康

出典:http://www.1zutsu.net/gallery/

井筒選手は、1990年にバイクレースを始めます。

当時は高校を卒業したばかりの19歳で、他のライダーに比べるとかなり遅いスタートでした。

それでも3年で国際A級ライセンスを取得し、全日本ロードレース選手権と鈴鹿8時間耐久レースへの出場を果たします。

ロードレースへの参戦を始めてわずか3年で日本最高峰の全日本ロードレース選手権に参戦を果たしたのは異例の早さでした。

そして1998年にカワサキワークスチームに入り、バイクの開発ライダーを担当する傍で全日本スーパーバイククラスでは上位争いをする活躍をみせます。

その後2000年に念願のシリーズチャンピオンを獲得。

また、2000年4月30日にスポーツランドSUGOで行われたSBK第3戦日本GPにスポット参戦し、2ヒートレースでダブルウィン。

2002年には、SBKへのフル参戦を果たしました。

翌2003年は、ホンダの有力サテライトチーム『桜井ホンダ』に移籍し、鈴鹿8時間耐久レースにはホンダのワークスライダーとして参戦。

2004年に全日本JSB1000クラスと鈴鹿8耐でダブルタイトルを獲得し、まだまだ現役でやっていける年齢にも関わらず、全盛期とも言える時期にレーシングライダーとしての現役引退を決意。

しかし、2009年に現役を復帰。

レジェンドライダーの鶴田竜二が設立したプライベートチーム『TRICK☆STAR RACING(トリックスターレーシング)』から全日本と鈴鹿8耐に参戦し、復帰後初の鈴鹿8耐で見事2位を獲得します。

その後も鈴鹿8耐にトリックスターレーシングから参戦し続け、2016-2017年シーズンにはEWCにスポット参戦。

全日本では、埼玉県東松山市にあるバイクショップ『RS-ITOH』が運営するレーシングチームからST600クラスに参戦。

2014年には不動産事業を展開する株式会社ウィルレイズの出資とRS-ITOHの協力の元、井筒選手自身がオーナーとなるレーシングチーム『Will-Raise Racing RS-ITOH』を立上げ、J-GP2クラスに参戦。

このJ-GP2クラスは今まで参戦していたST600クラスよりも改造範囲が広く、井筒選手はオリジナルフレームを搭載したカワサキZX-6でレースを戦いました。

そして2017年をラストシーズンとして引退を発表し、2018年からは自身のチームをカワサキのジュニアチームとして再出発させ、井筒選手は監督として若手育成に努めています。

プロライダーだけじゃない!プロゴルファーでもある井筒仁康

井筒仁康 西麻布ゴルフ倶楽部

出典:http://nishigol.com/charge/#pg01

井筒選手はプロレーシングライダーだけでなく、プロゴルファーとしての一面も持ち併せます。

2004年の引退後、親交のあった宮里ファミリーの影響でプロゴルファーを目指し、日本プロゴルフ協会ティーチングプロB級ライセンスを取得。

東京都港区西麻布にインドアゴルフ練習場『西麻布ゴルフ倶楽部』をオープンさせました。

お店は、六本木・麻布界隈では入会金とレッスン料が比較的リーズナブルな価格設定で、ビギナーからベテランまで大人気のゴルフスクールとなっています。

また、多くのロードレース関係者やレーシングライダーも利用してるようで、タイミングが良ければ、井筒選手はもちろんですが他にも、憧れのレーシングライダーのプライベートに遭遇できるかもしれません。

店名 西麻布ゴルフ倶楽部
住所 〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-4 Faro西麻布B1F
TEL/FAX 03-6447-1987
公式サイト/SNS 公式サイト
Facebook

まとめ

井筒仁康

出典:http://www.1zutsu.net/gallery/2012.html

井筒選手はプロライダーとプロゴルファーの二つの顔を持つ異色の選手でありながら、両方で成功したスーパーアスリート。

現役ライダーを引退しても、これからチーム監督として若手ライダーの指導に携わる一方で、ゴルフのティーチングプロとしても多くゴルファーを育てていくはず!

ロードレース、ゴルフと両競技で教える立場となった井筒選手は、まさにスーパーティーチャーといえるのではないでしょうか。

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Writer Introduction
池田 勇生

自動車・バイクを専門にフリーライターをしています。10代からTVでバイクレースを観たり、自らミニバイクレースへ参戦もしたりなんかして、プロレーサーに憧れていた青春時代を過ごしていました。車離れやバイク離れといわれる昨今ですが、若い方へ多くの魅力を伝えていき今後の自動車・バイク業界を盛り上げていきたいです。

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