道交法で走行中のTV視聴が禁じられたドライバーはともかく、同乗者もTVを見られないのは不便…という状態を解消する、走行中に純正ナビのTV視聴を可能としたデータシステム(東京都新宿区)のTV-KITシリーズ。既に多数の車種に適応していますが、今回新たにトヨタ ライズとダイハツ ロッキーの9インチディスプレイに適合する新製品が発売されました。

人気のコンパクトSUVに適合するTV-KITで快適ドライブを!

運転中に前方から目を離してもいい「アイズオフ」が可能なレベル3自動運転車でもない限り、走行中にドライバーがカーナビなどの画面を注視する行為は道交法71条で禁じられています。
そのため、カーナビや車載ディスプレイの純正品は走行中のナビ操作や、画面を切り替えてTV視聴はできない建前となっており、ドライバーはともかく同乗者にドライブ中の退屈を強いているのが現状です。
そこで、同乗者による純正ナビ画面でのテレビ視聴やナビ設定を走行中でも可能にしたのが、自動車アフターパーツ総合メーカーの株式会社データシステム(東京都新宿)が販売している、「TV-KIT」シリーズ。
今回は、2019年11月の発売以来好調なセールスを記録している人気のコンパクトSUV、トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキーに「スマートハイブリッド」が追加された、2021年11月マイナーチェンジ以降モデル用の9インチディスプレイに適合しました。

カプラーオンで取り付けは簡単

TV-KITは簡単な工具を揃えれば、ユーザー自身によるDIY作業でもカプラーオンで簡単に取り付けられるようになっており、今回適合したのは以下の2種類です。

走行中のテレビ視聴やナビ設定ができないノーマル制御から、それらを可能にするよう切り替えるスイッチを別体でダッシュボードなどの空きスペースへ取り付ける「切り替えタイプ」(品番:DTV415)。

ダッシュボードやコンソール上に、スイッチを取り付ける空きスペースがある場合に、後付け感なく純正風スイッチを取り付けられる「ビルトインタイプ」(品番:DTV415B-D)。

適合車種や品番、価格

今回TV-KITが適合するライズ/ロッキーの型式や、TV-KITの品番、価格は以下の通りです。

適合車種

トヨタ ライズ(R3.11~) 型式:A201A・202A・210A
ダイハツ ロッキー(R3.11~) 型式:A201S・202S・210S

TV-KIT品番

切り替えタイプ:DTV415
ビルトインタイプ:DTV415B-D

価格

それぞれ税別19,800円(税込21,780円)

取り付けはプロへ依頼するか、自信があればDIYでもOK

TV-KITの取り付けは、どちらのタイプでもドライバーやレンチ、プライヤーなど一般的な工具に加え、内装を取り外すリムーバーや、内装へ傷を防ぐスキングテープなどを揃えればユーザー自身によるDIYでの施工も可能です。

ただし、細かい配線があってデリケートな作業が要求されるうえに、重いカーナビユニットを取り出したり、背面のコネクターを抜き差しするなど難易度はそれなりに高いため、自信がない人は素直にプロなどへ依頼し、DIYは避けるのが無難だと思います。

スマートハイブリッドの追加で魅力を増したライズ/ロッキーが納車された皆さんも、TV-KITで純正カーナビを便利にしてみませんか?

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