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今年もF1日本GPが開催に先立ってF1ドライバーたちが来日し、SNSアカウントで滞在の様子を投稿しました。各自日本の食文化や町並みを楽しんでいたようで、決戦までの僅かな時間を、楽しみながらリフレッシュする様子も話題となっています。そこで今回はF1ドライバー達が、日本でどのように過ごしたのかをご紹介したいと思います。

出典:https://twitter.com/redbullracing?lang=ja
メルセデス
ルイス・ハミルトン

出典:https://twitter.com/LewisHamilton
日本GPの予選で驚異的な速さを見せ、決勝でも後方から迫るフェルスタッペンを振り切って優勝を飾ったハミルトン。
彼は今回の来日でファンとの交流を楽しんだようで、木曜日のピットウォークで遠足に来ていた小学生たちと記念撮影をツイッターに投稿。
また、鈴鹿サーキットのステージでトークショーを開催した際には、自身のファンたちに混じり声援を受け取ってレースに臨むことができたようです。
バルテリ・ボッタス

出典:https://twitter.com/ValtteriBottas
今回の日本GPでファステストラップを記録し、4位に入ったボッタスはレース前に渋谷を訪れハチ公像を撮影したことをツイッターに投稿しています。
“Tokyo”と一言を添えた投稿には多くの反響があり、ファンからのコメントにはマレーシアGPでドリンクボトルが故障した件について触れたものもありました。

出典:https://twitter.com/f1rearlight/status/914833647882006528
灼熱のマレーシアではドリンクを飲むことが出来ないという苦しいレースとなりましたが、サインボードでエールを送られる光景も。
その声援が届いたのか日本GPではドリンクボトルは正常に機能していたようで、暑いコンディションとなったレースで終盤に激しい追い上げで表彰台争いに加わりました。
レッドブル
Think you know Kendo @Max33Verstappen & @DanielRicciardo? ⛩
ダニエル・リカルド
出典:https://twitter.com/danielricciardo
剣道着を身にまとい、激しい表情の写真を投稿したリカルド。
レッドブルは毎年日本の国技にフォーカスする傾向があり、昨年の相撲に続いて今年は剣道を体験しました。
非常にユーモア溢れる発言でお馴染みのリカルドは、剣道を体験した際、「日曜日に1コーナーで押し出されたら、その人に剣道をお見舞いする。」とジョークを飛ばしファンを沸かせました。
さらに、予選後にステージで開催されたトークショーでは、ボッタスがグリッド降格を受けたことで自身が4番グリッドからスタートすることに対し「ありがとうボッタス!」と日本語で叫び、観衆の笑いを誘っていました。
マックス・フェルスタッペン
1 hour until lights out!
マレーシアGPでは土曜日に20歳の誕生日を迎え、その翌日の決勝では見事優勝を飾って見せたフェルスタッペン。
日本ではリカルドと共に剣道を体験し、彼のドライビングと同様にアグレッシブな動きを披露しています。
出典:https://twitter.com/Max33Verstappen
またツイッターアカウントでは、まるでライオンのような仮装をした自身のファンの画像を投稿し、トークショーではお笑いタレントである猫ひろしさんの「ニャー!!」を真似るなど、お茶面な一面を見せていました。
フェラーリ
セバスチャン・ベッテル
©Shunsuke Kawai
インスタグラムアカウントを持たないベッテルですが、公式予選後に鈴鹿サーキットで行われた前夜祭に登場し、今年は京都観光へ行った思い出を語りました。
ベッテルは寿司や天ぷらなど日本の食文化に興味があるようで、同じ店に何度も行くよりは様々なお店を巡ってみたいそうです。
司会のピエール北川さんが「セブ(ベッテル)がキミ(ライコネン)に日本の素敵なところを紹介して、そこに行ってもらうのはどう?との質問すると、苦笑いしながら「その提案にキミが乗ってくれるかは分からないけど…。」と語り、会場の笑いを誘っていました。
キミ・ライコネン
©Shunsuke Kawai
ベッテルと同様に自身のSNSアカウント持たないライコネンは、マレーシアGP終了後にはタイでスポンサーのイベントに出席してから来日したようです。
また、土曜日に開催された日本GP前夜祭に登場した際には、鈴鹿に向かうまでの短い時間は東京に滞在したことを明らかにし、東京は好きだけれどもスポンサーのイベントなどもあるのでゆっくり出来ないことが残念だと語りました。
あまりプライベートで人前に姿を見せないというスタイルは、日本に訪れた際にも崩すつもりは無さそうです。
フォースインディア
セルジオ・ペレス
出典:https://twitter.com/SChecoPerez
母国メキシコの震災を受け、ペレスはドライバーたちを募って記念撮影をした様子を投稿しています。
また、自身のヘルメットフィギュアに各ドライバーからのサインを集め、協力してくれたドライバーたちに感謝を気持ちを述べました。
出典:https://twitter.com/SChecoPerez
前回のマレーシアGPでは体調不良に悩まされ欠場を検討しましたが、点滴などによる処置を行い来日時には無事に回復。
日本GPでは見事に7位入賞を果たし、母国に勇気を与える力強い走りを見せました。
エステバン・オコン
出典:https://twitter.com/ForceIndiaF1/status/915532182009020416
日本GPの決勝では一時3位を走行するなど大活躍を見せたオコンは、鈴鹿へ向かう前にチームのスポンサーを務めるNECの本社を訪問しました。
日本GPに先立っては2014年日本GPでのアクシデントにより帰らぬ人となった、同郷の先輩ジュール・ビアンキを想うツイートを投稿。
また、東京に滞在中は秋葉原を散策したようで、ゲームセンターで激しく遊ぶ人たちを見て思わず驚愕したそうです。
ウィリアムズ
フェリペ・マッサ
出典:https://twitter.com/JPdeOliveira/status/915123126022713344
毎年日本での滞在を楽しんでいるマッサは、彼の友人あり日本で活躍するレーシングドライバーのジョアオ・パオロ・オリベイラのツイッターアカウントで、サングラスショップを訪れた様子が投稿されています。
出典:https://www.instagram.com/massafelipe19/?hl=ja
また、自身のアカウントからはレッドブルのリカルドと共に高級寿司屋である数寄屋橋次郎を訪れるだけでなく、マクラーレンホンダのストフェル・バンドーンと共に、時計ブランドのリシャール・ミルのイベントに出席しました。
気さくな人柄で愛される彼は、日本でも友人との食事や外出を楽しんでいたようです。
ランス・ストロール
出典:https://www.instagram.com/massafelipe19/
日本GP開催に先立って鈴鹿サーキットで秘密練習を行ったことが話題となった新人ドライバー、ストロールは秋葉原でF1ドライバーの先輩であるマッサ、ジョニー・ハーバートと共に街中をカートで走行。
なんとチームウェアを着用するだけでなく、自身のレース用ヘルメットを被るという堂々ぶり。
大はしゃぎする36歳のマッサに対して、18歳のストロールの方が冷静なところも各ドライバーの性格が垣間見え、興味をそそります。
自身のSNSには日本での様子を投稿していませんが、秋葉原で見かけた方もいるのではないでしょうか。
マクラーレン・ホンダ
フェルナンド・アロンソ
出典:https://www.instagram.com/fernandoalo_oficial/
日本GP前に自身が立ち上げたファッションブランドKIMOAのイベントとして、渋谷でイベントを開催予定だったアロンソ。
ハチ公前に集合とファンに呼びかけ、スクランブル交差点でヒューマンウェーブを作るなど、ファンとの交流を楽しむはずだったのですが、残念ながらこのイベントは予想以上に多くの人が集まってしまい、大混乱が予想され警察側から中止にするよう要請を受けて中止に。
元々、警察側の承諾を得ていなかったため、このような結果に至ってしまい、アロンソは集まってくれたファンに謝りたいと登場を希望したのですが、この願いも叶わず、警察からの要請を受け入れることになりました。
しかし、自身のインスタグラムアカウントではイベントが開催できず残念な気持ちを語ると共に、多くのファンが集まってくれたことに感謝を示しました。
ストフェル・バンドーン
出典:https://twitter.com/svandoorne
日本GP期間中にファンが制作した特製ヘルメットを被り、ご満悦の表情を見せていたバンドーン。
来日時には自身のSNSにおいてスーパーフォーミュラに参戦した時のことを振り返り、鈴鹿サーキットで優勝を飾った写真を投稿しました。
出典:https://twitter.com/svandoorne
また、日本GP前には行きつけのお寿司屋さんを訪れ、”一番”と書かれたハチマキを巻きながらリラックスした表情を見せています。
トロロッソ
カルロス・サインツ
出典:https://www.instagram.com/carlosainz/
今回の日本GPがトロロッソで最後のレースとなったサインツは、日本GPが終わった後にファンから届けられたスペイン国旗を掲げている写真を自身のSNSに投稿。
残念ながらサインツは金曜日にクラッシュを喫し、決勝でもオープニングでコースオフしてのリタイアという残念な結果となりましたが、この旗に書かれている応援メッセージを見て、今後の奮闘を誓っています。
ピエール・ガスリー
出典:https://twitter.com/PierreGASLY
マレーシアGPより、急遽トロロッソからのF1デビューを果たしたガスリー。
2014年日本GPの決勝が開催された10月5日(木)にはダンロップコーナーを訪れ、故ジュール・ビアンキを偲んで献花を手向けました。
彼と同じフランス人ということもあり、F1デビューを果たしたことを彼に報告。
スーパーフォーミュラで慣れ親しんだ鈴鹿サーキットでのレースに臨みました。
ハース
ロマン・グロージャン
出典:https://www.instagram.com/grosjeanromain/
昨年は牛丼を食べ、新幹線での移動も自由席に乗るなどF1ドライバーからは想像も出来ない庶民的な一面を見せたグロージャン。
今年は蕎麦を堪能するなど日本の食文化を楽しみ、東京では皇居周辺で流行りの皇居ランを満喫したようです。
出典:https://twitter.com/SatoshiMotoyama?lang=ja
また、グロージャンは日本を代表するレーシングドライバーである本山哲のツイッターアカウントにも登場。
飲食店で偶然出会い、両者が笑顔で記念撮影を行った様子が投稿されました。
これ以外にも夜の銀座や新幹線の車内など日本での様子を数多く投稿し、来年は今年行けなかった場所を訪れたいと語っています。
ケビン・マグヌッセン
出典:https://twitter.com/KevinMagnussen
ハースのマグヌッセンは、日本GP前にハイキングを楽しんだ様子をインスタグラムに投稿。
そして、この日本GPの木曜は彼の25歳の誕生日であり、チームの人々から祝福されていたようです。
出典:https://twitter.com/KevinMagnussen
チームメイトからは手荒い祝福を受けるも、スタッフたちからも全員笑顔が見られる和やかなムードで誕生日を過ごし、日曜日に行われた決勝では25歳を迎えて最初のレースで見事8位入賞を果たしています。
ルノー
ニコ・ヒュルケンベルグ
出典:https://www.instagram.com/hulkhulkenberg/
ルノーのヒュルケンベルグは日本滞在の様子を投稿することはありませんでしたが、決勝でリタイアとなった理由をインスタグラムでファンに説明しています。
レースでは終盤まで入賞争いを繰り広げていたのですが、DRSが故障するという珍しいトラブルによって残念ながらリタイアを喫してしまいました。
小さな部品が壊れたためにリタイアすることになったのでこれらの調査を進めるとコメントし、今後の巻き返しを誓っています。
ジョリオン・パーマー
出典:https://www.instagram.com/jolyon_palmer/
パーマーは日本GP開幕に先立って、今回がルノーでの最後のレースになるだろうとインスタグラムにてファンに報告。
予選では14番グリッドを獲得するもパワーユニット交換により、後方からのスタートを強いられるという苦しい展開から、12位まで追い上げを見せました。
残念ながら今後の去就は決まっていませんが、来年のグリッドに並べるよう努力を続けると語っており、2年間サポートしてくれたチームへ感謝の気持ちを述べています。
ザウバー
マーカス・エリクソン
出典:https://twitter.com/Ericsson_Marcus
かつて全日本F3でチャンピオンに輝いた経験を持つエリクソンは、鈴鹿に向かうまでの数日間を東京で過ごしたことを、SNSを通じてファンに報告。
2009年に日本でタイトルを獲得したいい思い出が蘇ると語り、久しぶりとなる東京での滞在を楽しむことが出来たようです。
パスカル・ウェーレイン
出典:https://www.instagram.com/pascal_wehrlein/
マレーシアGPではチェッカー後にベッテルのヒッチハイクに応じたことで、話題に上がることも多かったウェーレイン。
日本GPではファンとの交流を楽しんでいる様子を投稿し、「日本を楽しむ準備ができたよ!」とファンに報告しました。
まとめ
今年もF1ドライバーたちは、日本での滞在を楽しんでいたようです。
彼らの暮らしている地域と日本は文化が大きく異なることもあり、ドライバーたちは街中を散策するだけでも楽しそうな様子。
サーキットでは熱狂的なファンに囲まれるなど、世界を巡っている彼らもまた、年に一度の日本GPを楽しみにしていることが伝わってきます。
来年の日本GPは30周年の記念大会を迎え、まだ気は早いですがその時を心待ちにしているのはファンだけでなく、彼らも同じ気持ちなのかもしれません。
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