せっかくF1を見に行くなら観光もしたい!海外観戦に行って、レースだけ見るのも損ですよね?オーストリアを楽しみきるために、しっかり予習してみましょう!音楽の都「ウィーン」は、おいしい食べ物や、素敵な観光地がたくさんあります!観戦と併せた海外旅行を思い切り楽しみましょう!

 

©Pirelli

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それでは早速F1旅行オーストリア編、出発してみましょう!!

F1オーストリアGP、開催地のシュピールベルクってどんなところ?レッドブル・リンクの特徴は??

©Pirelli

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オーストリア共和国、通称オーストリアは、ヨーロッパの連邦制共和制国家です。

首都はウィーンで、公用語はドイツ語。バイエルン語(バイエルン・オーストリア語)も使用されています。

日本との時差はマイナス8時間ですが、現在はサマータイムが実施されているためマイナス7時間です。
開催地のレッドブル・リンクは、シュピールベルクという街に建設されています。

かつてはエステルライヒリンク、その後はA1リンクという名称で知られていたので、その頃のイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんね。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

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レッドブル・リンクとしては2014年からF1が開催されており、つい先日、日本人パイロットの室屋義秀選手が初優勝を果たしたことでも記憶に新しい「レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ」の舞台としても知られています。

丘陵地帯にあるため高低差がかなり見られ、ストレート部分も多いことから、アゼルバイジャン同様エンジンパワーの差が顕著に現れやすいのも大きな特徴!

リズム感もとても大切なコースで、オーバーテイクは長いストレートの先にあるタイトなコーナーのレムス・コーナーで観られます。

またブラインドコーナーのリントコーナーは、F1史上唯一の死後にチャンピオンの称号を獲得したヨッヘン・リント氏の名前の通り、ドライバーの腕が試される場所なのでこちらも見どころです。

エステルライヒリンク時代のレイアウト復活か?という噂も囁かれており、今大注目のサーキットなんです!!

 

どうやって行くの?気になる行き方あれこれ

出典:https://www.google.co.jp/maps/

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前回のアゼルバイジャン同様、2016年6月現在、特に各旅行会社でツアーが組まれている訳ではないようなので、航空券とホテルを手配して自力で向かう必要があります。

ヨーロッパですのでやはりルートはたくさんありますが、イチオシはウィーン国際空港まで直行便で向かう方法です。

というか、今回の飛行機に関しては、私はこの1択を推します。

何故なら、そこからの交通手段が車しかないからです。

Googleマップによりますと、ウィーン国際空港からシュピールベルクのレッドブル・リンクまでは205㎞、約2時間の距離。

電車や特急などもないようなので、飛行機を降りてからはレンタカーを手配して自分たちで運転してサーキットに行かなければなりません。
ということで、極力体力が消耗しないウィーンへの直行便をお勧め致します!

出典:https://www.youtube.com/

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時間や予算が許すのであれば、木曜日のうちにウィーン入りし、その日はウィーンに一泊。金曜日の朝にフリー走行に間に合うようにウィーンを出発するのが理想ですね!
もうひとつ、リュブリャナ空港という空港もありますが、こちらもレッドブル・リンクまでは175㎞、2時間半程掛かるようですし、隣国スロベニアの空港なので入国手続きなども面倒です。

日本からの直行便もなく、周りにはウィーンほどの観光地もないため、絶対にスロベニアに行ってみたい!という方以外はウィーンからの旅が良いと思います。

 

見どころたっぷりのオーストリア!お勧めスポットご紹介

F1が開催されるシュピールベルクにはほぼ何もないようなので、首都ウィーンの観光地をご紹介致します。
「音楽の都」ウィーンには、様々な見どころが詰まっています。

美しい建造物や歴史ある場所が多いので、カメラは必須ですよ!

 

シェーンブルン宮殿

出典:http://www.howtravel.com/

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ハプスブルク家の夏の離宮として有名なこちらの宮殿は、改築を命じた女帝マリア・テレジア(マリー・アントワネットの母)が好んだとされる黄色の外壁が特長的なバロック建築です。

世界遺産にもなっており、建物だけでなく庭園も見事で見ごたえがあります。

また、夜になると敷地内の別館では毎晩のようにコンサートも開かれているため、昼と夜、2度訪れる方も多いようです。

 

②ウィーン国立歌劇場

出典:http://t.pia.jp/

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ウィーンに来たら一度は訪れたいのがウィーン国立歌劇場。

音楽の都で本場の音楽に触れてみてはいかがでしょうか?

毎年9月から6月のシーズン中は、ほぼ毎夜バレエやオペラなどの講演がありますし、昼間は場内を見学することも可能です。

日本語のガイドもあるので、劇場の内部を詳しく知ることが出来ます。

またこちらは、毎年2月に開催される有名なウィーンオペラ座舞踏会の会場でもあります。

舞踏会に参加する場合以外は本格的にドレスアップする必要はありませんが、それなりにきちんとした服装で訪れたい観光地です。

 

③シュテファン寺院

出典:http://www.howtravel.com/

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ウィーンのど真ん中にあり、高い塔が印象的なウィーンのシンボル的存在です。

塔から眺める市内の様子は絶景です。

普段は入場無料で見学可能ですが、ミサやコンサートなどが行われている場合は入れる場所が限られることもあるのでご注意を。

コンサートは比較的カジュアルな雰囲気で本場の音楽を楽しめますので、オペラ座などに行くのはちょっと…という方にもトライしやすいはずです。

内部にはとても綺麗なステンドグラスもあるので、見学ツアーに参加してみるのも良いでしょう。

 

④ベルヴェデーレ宮殿

出典:http://www.howtravel.com/

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シェーンブルン宮殿と並んで有名なベルヴェデーレ宮殿。

庭園の湖に逆さに映る宮殿の写真は、皆さんも一度はどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。

シェーンブルン宮殿と同じくバロック建築で、このふたつをあわせて「ウィーンの2大バロック宮殿」などとも呼ばれます。

上宮と下宮からなり、いずれも様々な絵画などが展示される美術館となっていて、クリムトの「接吻」やモネ、マネ、ルノワール、ゴッホ、ムンクなど名だたる画家の作品を楽しむことが可能です。

 

⑤モーツァルトハウス

出典:http://www.mozarthausvienna.at/

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ウィーン市内だけでも何度も引っ越しを繰り返しているというモーツァルトの、現存する唯一の家です。

音楽に疎い…という方でも、その名前くらいは聞いたことがある偉大な作曲家ですよね。

オーディオガイドが大変詳しいため、予備知識ゼロでも楽しめます。

少々分かりにくい場所にあること、そして見所がたくさんあることから、時間はたっぷり取っておくことをお勧めします!

 

 

さて、次のページでは旅行最大の楽しみ!名物料理と特産品をご紹介します!