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近年増加している、高齢者による自動車事故は、アクセルとブレーキを踏み間違える誤操作が原因のひとつです。そんな中、2020年3月9日から国による「サポカー補助金制度」がスタートしました。アクセルの踏み間違えをはじめとした、誤発進による事故を防止するために有効な装置に対し、国土交通省の認可を受けた製品だけが「サポカー補助金」の対象となります。
そもそもデータシステムとは?

出展:https://www.pakutaso.com/20161100316post-9493.html
株式会社データシステムは、1988年に設立された車載用電子機器やカー用品を製造販売するアフターパーツメーカー。
東京都新宿区に本社を置き、岡山県倉敷市に支社があります。
さらに、営業所を、大阪、福岡、名古屋、東京都足立区に設置し、香港に海外法人も設立しているグローバル企業です。
トヨタ、日産、マツダなどの国産自動車メーカーや、イエローハット、オートバックスセブン、デンソーソリューションといった大手カー用品店などとも取引があり、信頼と実績は業界トップクラス!
クルマを所有するオーナーなら、一度は聞いたことがあるであろう「テレビキット」を作っている会社のひとつでもあります。
株式会社データシステムが目指していること
株式会社データシステムは「理想的なカーライフの実現を目指したユニークな製品の追求」を掲げ、独創的な製品を展開しています。
信頼性の高いモノ創りとコストパフォーマンスを実現するために、自社デザイン・技術・開発スタッフの育成を徹底的に行い、「不可能」を「可能」に変えてユーザーのニーズを捉えた製品を作り続けていくことが目標です。
株式会社データシステムの主な製品
TV-KITシリーズ、LCDモニターシリーズ、TVアンテナなどの自動車用電子パーツを主に製造。
その他にも、エクステリアのドレスアップパーツ、エアロパーツ、マフラー、スプリングなど、クルマにまつわる様々な製品を広く開発・販売しています。
サポカー補助金制度とは

出展:https://www.pakutaso.com/20140935253post-4568.html
サポカー補助金は、2019年12月13日に閣議決定された補正予算案に盛り込まれた補助金制度。
65歳以上の高齢運転者による衝突被害軽減ブレーキやペダルの踏み間違い急発進等抑制装置などが搭載された安全運転サポート車の購入を補助し、高齢運転者による事故を減らそうとする動きから、制定されました。
補助金の対象となるのは、自動車メーカーが工場出荷時に装着する運転支援機能のみならず、後付けの誤発進抑制装置も対象です。
しかし、サポカー補助金の対象となるには「サポカー補助金に関する審査委員会」による審査を通過しなければなりません。
2019年12月17日時点で、認定されている装置は7製品。
自動車メーカーでは、トヨタとダイハツが1つずつ認可を取得し、アフターパーツメーカーが5つの製品で認可を取得しています。
そのうち、データシステムは2製品で認可を取得。他のアフターパーツメーカーや自動車メーカーよりも、多くの認可製品を販売しています。
国にも認められるアフターパーツメーカーのデータシステムは、信頼性の高いアフターパーツを作っているといえるでしょう。
国土交通省認定の急発進等抑制装置
【障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進等抑制装置】
- ・踏み間違い加速抑制システム (トヨタ自動車)
- ・ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」 (ダイハツ工業)
【ペダル踏み間違い急発進等抑制装置】
- ・S-DRIVE 誤発進防止システム2(普通車専用タイプ、軽自動車専用タイプ)(サン自動車工業)
- ・JARWA_S-DRIVE(SD0102S、SD0104S)(日本自動車車体補修協会)
- ・ペダルの見張り番2(データシステム)
- ・アクセル見守り隊(データシステム)
【ペダル踏み間違い防止装置】
- ・ワンペダル(ナルセ機材)
国土交通省認定!株式会社データシステム「アクセル見守り隊」「ペダルの見張り番Ⅱ」について

出展:https://www.datasystem.co.jp/products/sag297/images/t_itop.jpg
今回、データシステムが国土交通省から認可を受けた「アクセル見守り隊」と「ペダルの見張り番Ⅱ(オートバックス専売モデル)」は、補助金支給対象の誤発進抑制装置です。
そのため、全国の認定取り付け店で補助金20000円(消費税含まず)を差し引いた金額で、製品を購入・装着することができます。
しかし、時と場合によっては、アクセルを多く踏み込まなければならない場面もあるのが実際の交通社会。特に高速道路の合流は、もたもたしてる方が危ない場面です。
データシステムの製品は、そんな交通事情までしっかりと考えられており、オプションで「ウインカー連動キャンセルアダプター」を設定。
このアダプターは左右のウインカーが作動している時に、一時的に抑制機能をキャンセルすることができるため、急踏み込みが想定されるシーンもスムーズな走行を可能にしてくれます。
「ウインカー連動キャンセルアダプター」は、「アクセル見守り隊」および「ペダルの見張り番Ⅱ」にも取付できる、共通のオプションです。
まとめ

出展:https://www.pakutaso.com/20180951261post-17542.html
事故がない社会を目指した取り組みは、自動車メーカーやアフターパーツメーカーだけでなく、法律の改正、国の制度やサポートが受けられるようになって、はじめて実現できるものです。
「サポカー補助金」対象の製品を取り付け、事故を減らして安全で安心な交通社会をユーザーひとり一人が作り上げていく他ありません。
悲惨な事故を減らすためにも国の制度を利用して、誤発進抑制装置を取り付けてみてはいかがでしょうか。
ユーザーの立場で快適なカーライフを実現する製品を作り続けてきたデータシステムは、国にも認められる信頼性の高いアフターパーツメーカーです。
今後もユーザーの気持ちに応えるユニークな製品の登場に期待しましょう。
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